ダンナサマの知人のネパール人ご夫妻のお宅にお呼ばれすることになりました。
わーい、およばれだ~。
手みやげは何にしようかしら?
若くて気さくな方だということで、My畑の農産物(ジャガイモ、玉葱、ニンニク)を準備。
あと何か、甘いもの☆
ネパールやインドの方は結構な甘党なようですし。
以前ダンナサマだけおじゃました折に、「グラブジャムーン」というお菓子をお土産に頂きました。
ピンポン球よりやや小さい球形のドーナツを、限界濃度と思われる激甘のシロップに浸したものです。サバランを食べるとお酒がたっぷり染み出してくるように、グラブジャムーンを囓ると、頭がきーんとするくらい甘いシロップが染み出してきます。
多くの日本人は、1個完食するのも難しいと思われます。世界一甘い、とも言われるそうです。
(検索してみると、分かり易く説明して下さっているブログがありました)
頂いて帰ったものを食べてみると、確かに一口食べて、「こ、これは・・・」と目が点になる程の甘さ。でも独特のスパイス風味がありとても好きな味です。オリジナルのシロップからあげて紅茶に浸し直し冷蔵庫で冷やすと、かなり甘さも和らいで、ずっと食べやすくなりました。
こんなに甘いものでもOK、ということは、これまで気になりつつも砂糖の多さで躊躇していたレシピを試してみるいい機会かも☆ (実験台?)
驚愕の砂糖の量は、こちら。
■■レモンケーキ
(『クイーンアリスのクッキーと焼き菓子』(別冊家庭画報)より)
■材料(パウンド型2個分)
バター 100g
グラニュー糖 375g
サワークリーム 150g
レモンの皮 2.5個分
(オイルに漬けておいたすりおろしレモン皮を使用。オイル分気持ちバターを減らしました)
全卵 125g
薄力粉 250g
ベーキングパウダー 5g
(シロップとして)
水 100g
グラニュー糖 60g
レモン汁1.5個分
■作り方(概要)
(1)バターと砂糖をあわせる。
375gとは、驚愕の砂糖の量です。
通常、このパウンド型2代分の場合、せいぜい200gの砂糖です。約2倍。何故こんなに多い必要が!?
計量するだけで、鼻血が出そうになりました。計りながらちょっと心がくじけて、372gくらいになってしまいました。
一体どこの国のレシピかしら。サワークリーム使用だし、アメリカあたりかな?
(2)サワークリームを入れてねっとり滑らかになるまで混ぜる。
ここでハプニング発生!
サワークリームはコッテリしているし、バターみたいなもの、つまり油脂として扱っていいのだろうと思っていました。バターとすぐに馴染むだろう、と。
なので買ってきたばかりの冷たいサワークリームを一度にどさっ。
そうしたら、何とモロモロの分離気味に!
サワークリームは、卵と同様に温度を上げておき、丁寧に混ぜていく必要があるようです。
(3)卵を混ぜる。
(4)粉類を混ぜる。
(5)焼く。
(6)シロップは、水と砂糖を煮立たせておき、冷めたところにレモン汁を加える。
このシロップを、焼きたての熱いうちにケーキに塗る。
今回、更に甘いシロップを塗ることに躊躇したので、砂糖控えめのシロップにしました。
途中、サワークリームを混ぜたとき分離してしまい、どうなることかと思いましたが、外見は本に似たものが出来上がりました。
・・・でも怖くて試食できないの。
でえい、ままよ、と箱詰め。
![2009/9/5手みやげお菓子](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/89/351c55f60ba4bfc9276b431eccc0f654.jpg)
2009/9/5 手みやげお菓子箱
レモンケーキ、トルコの人参菓子ジェゼリィエ(ナッツはカシューナッツ)、胡桃とヘーゼルナッツのロシェ。
丁度ぴったりの箱があって嬉しい☆
(ジェゼリィエの箱は、厚紙を切って自作しました)
こちらと、あとココット型に作ったチョコレートプディング(初挑戦)を持ってお出かけ。
チョコレートプディングは、本当は芯がとろりとろけるのを目指したのだけれど、焼きすぎて固かったかな・・・。ぶっつけ本番はよくないな・・・。
インドにはハルワという人参菓子があります(私も時々作ります)。
ハルワが好きなら、絶対ジェゼリィエも好きなはず、と思っていたのですが、試食して頂いたところ気に入って下さった模様。嬉しいなー。
今度はココア味の人参ボールも食べて頂きたいな。