4月24日土曜日、久しぶりにダンナサマと(近所に)買い物に行きました。
ダンナサマに運転してもらって、ぼーっと外を見ていると、自宅のごくごく近くの見慣れた柿畑(柵なし)の地面に見慣れない薄茶色の物体が。
え?あれ何?・・きのこ!?
車をとめてもらい、袋とカッター(このごろはポケットに常備)を持って見に行ってみると、おお、やっぱりアミガサタケ!
ふと顔を上げると、えええっっっっっっっっっっ。
実はそこらじゅうに生えているではありませんか。
(クリックすると拡大します) |
ヤマドリタケモドキのときは、踏まずに歩くのが大変、というくらいの大発生がありましたが、アミガサタケの場合はそこまではいきません。でも、こんなに散らかって、拾い集めるの大変だわ、というくらいには生えまくっています。
よその方の土地なので、公道から手の届く範囲をいそいそと歩き回って(ということにしておこう)、根元をカッターで切り、買い物用に持って来たマイバッグに詰めていきました。
これまで、1時間ほど歩いて、片手の掌に乗るくらいしか見つからなかったのに、ほんの10m四方の範囲からずっしり重さを感じるくらいの大収穫。
ずっしり。 |
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今回一番大きいのはこれかな。 |
でも実は。
(見てわかるかと思いますが)どれも少々育ちすぎ。
金曜日の朝のうちに見に来ればよかったのかなあ、いやでもこの育ちっぷりは木曜に生えたのか、とくよくよ悔やまれます。
でもまあ、初回は仕方がないわよね。
ここに出る、ということが分かったので、これからは必ずチェックすることにしよう。
それにしても、意外な場所でした。
細い舗装道路の交差点の一角にある、商業目的ではないような(税金対策かなーと思ったりもする)柿と梅の畑で、4月末時点で、何故か雑草は一本もなし。
砂利交じりの砂っぽい土壌です。コンクリート作りの際に余った土を客土したのかな?アミガサタケはセメントくずなどがあると生えやすいというし?
生えていたのはこんな場所です。 |
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地面はこんな感じ。 |
表面に落ち葉も草もなかったおかげで、雨の跳ね返りでアミガサタケは泥だらけでした。
でも、加熱したあとで液体を漉せば概ね大丈夫です。
いつも、次のようなやりかたで加工しています。
■アミガサタケの下ごしらえと加工
(1)縦に2つに切り虫をチェックし、やさしく洗う。生のアミガサタケはとてももろいのでこの段階ではそっと扱う。
(2)バターでソテーする。
(3)少量の牛乳か水を加えてゆすぐように煮て砂をおとし、きのこはつまみだす。
液体の上澄み部分を目の細かい茶こしなどで漉す。なお、鍋から液体を注ぐときは、そっと傾けるようにして鍋の底に沈んだ砂を巻き上げないようにする。
(※)炒めた状態で、瓶などに詰め冷凍保存も出来ます。
(※)乾燥させた方が香りが高いそうなのですが、私は水で戻すのを億劫に感じてしまうため、いつもすぐ加熱してしまいます。
とりあえず盛りを過ぎつつあるキノコだけ選んでもこの分量・・・。 |
この場所で、今シーズン、もう一度くらい出るのかな。
こんなに出てしまったらもう出ないような気もするし・・・・。
この場所の突発的大発生を除くと、ほかの場所では発生量に明確なピークはなかったように思います。
まだ随分寒いし、これからもう一山あるのでは、と期待したいのだけれど、どうかなあ。だめかなあ。
■■アミガサタケ関連の過去記事(日付は採集日)
●2007年
2007/4/25 アミガサタケ産まれて初めて採集
●2008年
2008/4/16 この年のアミガサタケ初採集
2008/4/20 アミガサタケの生える場所について考察してます
2008/4/28 トガリアミガサタケ大収穫
●2009年
この年はまったくの不作で記事もなし。
●2010年・・・この年は爆発的に採れました。
2010/04/12 この年の初採集。
2010/4/14-25 写真いろいろ
2010/4/24 古びたものを大収穫
●2011年・・・2010年に比べて収穫量は少なめ
2011/4/19 この年の初採集。
2011/4/20-24 ダンナサマときのこ狩り
2011アミガサタケ料理 ロールキャベツ(おすすめ!)、パスタ
●2012年
2012/4/16 この年の初採集