ピールのチョコがけ、ここ数年、毎年作っています。
柑橘の皮の甘煮は、一度作るとかなり大量に出来てしまうため、チョコがけピールもやはりそれなりに作っていかないと、消費のバランスがとれません。
今年は連日の干し芋作りで息切れ気味でしたが、気合いを振り絞って作りました。
製作のピークは今年は2回。
1月末頃と、2月初旬のバレンタイン前。
1月末の方は、ダンナサマが台湾出張に行くので、その際にお土産として持っていってもらおうと量産しました。
チョコがけを作るには、その数日前にピールの準備をしておく必要があります。
瓶詰めや袋詰め状態になっているので、それをあけて、必要に応じて水飴などを足して煮直して、干すのです。
幸い、この時期には天気が安定していて助かりました。
数種類のピールを準備し、ほぼ使い切りそうになったら、また数袋干す、という感じで用意していきました。
干した後、表皮のツルツルの部分をゼスターグレーターで削りました。
(ポンデローサレモンはナイフで削った)
表皮を削るとカチっと固い部分がなくなるので食感はよい気がしますが、乾燥によるピールの痩せもあります。
砂糖や水飴をもっとどっさり使うと痩せないのかもしれませんが、あまり濃すぎない味の方が食べる分には美味しいのではないかなあ。早く食べて下さい、とお願いしないといけないです。
■チョコがけ2016メモ
・大箱に詰めるというのは、大量お土産用にはよかった。
折角なので、フタに模様を印刷するとよいが・・あ、B4サイズはプリンターに入らないのか?
・くるむ紙はつんつるてんでない方がよい。
・ピールは、2月上旬までに、多めに干しておくとよい。
2月下旬は天気が安定しないし、バレンタイン過ぎると力尽き気味で、追加でチョコがけしたくても、ピール準備が滞りがち。
・来年は、製作の刺激にするためにも、デパートとかのチョコレートフェアに一度くらいは行ってみるとよいかも。
でもって、少々奮発して高いものを買ってみたいなあ・・・。
(でも、この時期、材料用チョコを買ったりしてお小遣い使いすぎてるけど)
・チョコレートがたっぷりあるうちに、フォークを使うコーティングをして、後半残り少なくなってきたら、手で持って浸けるコーティングにするとよい。
(チョコが少なくなってくるとフォークを使うのは難しい)
・チョコ一鉢で、段ボール1枚半程度。
・ピールだけでなくガナッシュのチョコがけもやりたいけれど(昨年は作ってみた)、今年は余力がありませんでした。
ポン菓子のチョコがけも、以前作りましたが、今年は材料が手に入りにくくなってしまって断念。
(ポン菓子を作っていたところが、いちご栽培を始めたとかで、ポン菓子生産は縮小してしまったのですって)
=======================
■チョコがけ関連記事
(15)チョコがけ2016(この記事)
過去の記事と見比べると、明らかに今年は疲労感が見られるような・・。
(特に箱づめや名札作りあたりが)
ザツになったね、とか、気づいても言わないでやって下さい。
(14)実家でチョコがけ
2016年の年始、新年会後の余興に(?)弟や姪っ子と一緒にチョコがけをしました。
クッキーも持参。
(13)チョコがけ2015~レモンガナッシュ
ホワイトチョコの始末に困り、作ってみました。
(12)チョコがけ2015~ピール類
弟に頼まれていた分のみ作りました。
(11)チョコがけ2014
電子レンジで徐々に溶かすだけでテンパリングが出来てしまう、とこの年発見しました。
(10)出張チョコがけ~台湾にて
お友達に頼まれて、材料・道具持参で台湾でデモンストレーションしました。
半袖という暑さの中、チョコの温度管理が大変でした。
電子レンジで溶かすだけでささっと作れてしまう予定が、いわゆるテンパリングをするはめに。大汗でした。
(9)チョコがけ2013~(1)ポン菓子
(8)チョコがけ2013~(2)ホワイトチョコレート
(7)チョコがけ2013~(3)ピール類、まとめ
(5)チョコがけ2012~マルメロのパート・ド・フリュイ
作って保存しておいたマルメロのコトニャータが、乾燥して固くなってしまい、煮直して作りました。
乾燥もあるけれど、糖分濃度が低いのも固くなる原因。
砂糖の量にたじろいでしまい、いつもなかなかキッチリ入れられずにいます。反省。
(4)チョコがけ2012~市販のお菓子
マシュマロやルマンドにチョコがけしてみました。
(3)チョコがけ2011~ピール類
(2)チョコがけ2011~ドライフルーツのガナッシュ寄せ
ピールの切れ端や余ったチョコ、ココアを使って作りました。
簡単だけれど美味しいです。
(1)チョコがけ2009~ピール類
初挑戦はこの年だったかな。