9月8~10日、島根県の出雲方面に旅行に行ってきました。
両親と私、という組み合わせ。
父が歴史に興味があるため、出雲大社と、あと足立美術館にも行ってみたい、というので、母と私も便乗させてもらいました。
主に歴史関係の博物館や神社を巡ったのですが、途中、女性陣の希望でこちらにも。
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見渡す限り田んぼが広がるような場所のなかに・・・
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立派な和風の建物が。これが出雲キルト美術館です。 築200年の古民家を改装したものだそうです。
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ガラスの向こう側にはディスプレイが。
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ちょっと寄ってもう一枚。分かるかな。 稲穂が吊り下げられています。 実物はもっと素敵でした。
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入り口。 墨色の壁に「森羅万象」という文字が見えます。
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この美術館は、八幡垣睦子さんという、世界的なキルト作家の個人美術館です。
和服素材を使った、素晴らしいキルト作品でした。
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館内は、作品以外は撮影可とのこと。 空間全体が何とも緊張感のある美しさで、あちこち撮らせていただきました。 これはいろり。
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いろりに座ると低い窓が開いていて、ここから中庭が見えるのですが、ここにも非日常的なディスプレイが。
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稲穂がこんな風につり下がっています。 中庭で、ほとんど風はないのですが、ごくわずかに動く姿に、思わず見入ってしまいそうになります。 稲穂の下は水面。 水の中は白と金の砂利で、日の丸風になっています。
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掛け軸(キルト作品)の下にも稲穂の飾り。
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とても広いガラス窓。 もともとこういう構造だったのか、それとも改装して窓を大きくとったのかは不明です。
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白い磁器の洗面ボウルの、空豆みたいなかたちが可愛かったです。
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喫茶室があり、デッキにも出られるようになっています。
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抹茶と生菓子のセットを頂きました。(700円。生菓子だけだと250円。お母さんへ:ごちそうさまでした)
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近くを通りがかったので、カーナビで検索して立ち寄った場所でした。
(父はやや渋い顔。中には入らず近くを散歩して、喫茶室で合流)
作品と、そして建物自体の美しさで、非日常的な空間になっていて、見応えがありました。
キルトだけでなく、インテリアに興味がある人にも面白いかも。
でも美術館というのは生活の場所とは全く違うので、具体的な参考にはならないかもしれません。