9月下旬は、敬老の日や秋分の日で、お休みの日が沢山ありました。
本来ならば、畑でニンニクやタマネギの植え付け準備に励むはずなのですが、ほぼ毎日雨が降るようなお天気。畑はぐちょぐちょで、作業になりません。
悶々。
仕方がないので、家の中のこまごまとした作業を片付けていきました。
やや大きめプロジェクトはこちら。
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むふ。 TOTOの水栓金具を買っちゃいました。
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わらびさんの山荘で初めて拝見して感動した、タッチスイッチ水栓です。 蛇口先端付近のタッチスイッチで、水を出したり止めたりが出来ます。
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我が家の水栓は16年ほど使っている、TOTOのTKJ31UFRXというもの。 何か錆びてるなあ、と漠然と思っていたのです。 で、よくよく見ると、水を止めているのに、この継ぎ目からタラタラと水漏れが!
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この、土台付近からも、じゅわーっと水が広がっています。 濡れた手で触るから濡れているのかと思っていましたが、漏れていたとは! (どうりでヌメリやすいなあ、と・・)
あと、ダンナサマがしょっちゅう水を出しっぱなしにするのです(怒!)。 食器洗い機にセットする際も、水をじゃーじゃー流しながら、食器の置き場所をじっくり調整したりして。 何回か言ってもなかなか直してくれません。で、何でだろう、と考えてみたところ水栓のレバーがかなり固いということに気づきました。随分劣化しているということ。(修理した方のブログによると、本来はレバーハンドルの自重で水が止まっちゃうかと思うほどの軽さなのだそう)
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修理という手もありますが、タッチスイッチを使ってみたかったので交換することにしました。
ヤフオクもチェックして、3万円(通常より5000円安)でみつけたこともありましたが、その時はまだ購入に踏み切れず、見送り。
結局、楽天市場で約35000円で買いました。(一番安いレベル。定価は8万5千円だそうです。おそらく工事費を見込んだ値段)
うまくとりつけられなかったらどうしよう?
その時はどこかの水道屋さんに頼もう・・・。
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まずは既存の水栓の取り外し。 玄関外にある水道元栓を閉じます。 (この前水道工事の際にここをいじっているのを見ておいた)
レバーは真上に引っ張ると抜けます。 白いパーツ、カートリッジ、バネは乗っかっているだけ。
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先すぼまりのステンレスパーツは、ぐるぐると回すようにしてとりはずし。 蛇口のついたステンレスパーツは、真上にひっぱるようにして抜きます。輪っかは簡単にとれました。
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さて、上側からどんどん外していくと、こんな風になります。 これがどうやってくっついているのか・・・?
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下を覗くとこんな感じ。 実はカートリッジ交換のブログはよく読んでいたものの、水栓自体のとりつけ方法については予習不足でした。 慌ててマニュアルをネットで検索。
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天板を挟んで、C型の金具と、長いナットで締め付けてあるようでした。ナットをペンチで回して(余りきつくなかった)、無事外れました。
このナットさえ外せば、上の方は分解する必要は全くなかったのかも・・。 (まあいいや、中の構造が分かったし・・)
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なおこの黒い部分に、パッキンが二つついています。修理する場合は、これを交換することもあるようです。
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無事取れました! 取り外すまでドキドキでしたが、穴のサイズも、新しいものに必要な穴と同じ大きさでした。 |
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水の方のフレキホースが、こんな変形してしまっていました。 これは、食洗機を取り付けた際の水道工事屋さん(ぼったくり疑惑)が、分岐金具を挟んだ後に、無理な角度でつなぎ直したため。
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さて、新しい水栓の取り付け。 トイレにも行きたくなってきたし、ちょっとソワソワ。
流しの上側の取り付けはほぼ問題なし。マニュアルを読むだけではよく分かりませんでしたが、実際作業すると簡単です。 問題は下側。 銀色で横向きの筒状部分、及びその上下に飛び出している部分が新しい水栓のパーツなのですが、かなり嵩張る(高さがある)のです。 黄色いシールが巻いてある黒い部分に、上から下がっているグレーのホースを差し込む必要があります。 左側、お湯の方はホースをカーブさせると何とか嵌りますが、水の方は、食洗機への分岐金具をつけているため、接続部が高過ぎるという状態。
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上写真の状態で無理にホースを繋げようとすると、ホースが急角度で折れ曲がって変形してしまいます。 という訳で、下から垂直に立ち上がっていた水道パイプ(柔らかい素材)を、なだらかに右に曲げ、大きなカーブで上のホースとつなぐようにしました。 壁と水道管はきちんと固定する必要があるらしいので、手許にあった木ぎれを組み合わせて、あらあら固定。 ピクリともしないとまではいきませんでしたが、ほぼ固定できたはず・・。
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あとは、ホースをカチャっとはめ込むだけです。(指をちょっと噛まれたけど血豆もできず無事でした)
やった!無事とりつけ完了! 元栓を開けて、水もお湯も出ることを確認しました。
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ちなみに、11時頃から作業を始めて午後1時くらいに終わったのですが、この工事中、ダンナサマはずっと寝てました。
「出張で疲れてたんだよね」
と本人は言ってましたが・・・。
(出張がなくても、毎週末は土日ともこんな感じなんですよ)
タッチスイッチ水栓の使い勝手は、なかなかいいです。
レバーひとつだけだった以前の水栓に比べ、水量を調節する場所と水を出したり止めたりする場所が違うので、こまめに水量を調節したい場合は、これまでよりやや手間どることも。
でも、水を止めたいときに、すぐにタッチして止められて快適です。
レバーの使い方に、夫婦でちょっと見解の相違が。
ダンナサマは「使い終わったらレバー側を止めなきゃ」と言うのですが(つーん、これまで水をじゃーじゃー流しっぱなしだったくせに~)、台所ってすぐまた使うし、いつが使い終わったときなのか、よく分かりません。
今のところ、私はレバー側を閉じるのを忘れることが多いです。
ダンナサマが使った後は、レバーを閉じてスイッチは開けてあるので、ダンナサマの次に私が使う場合は、
タッチして水が出なくてレバーを開けても水が出なくてもう一度タッチ
ということになります。
まあ、閉じてくれてるのは、いいことですね。
自分が使う場合も、出かける前は、閉じるようにしようと思います。
■参考情報
TOTO TKJ31UFRX分解図
TKJ31UFRX 施工説明書(PDF) 読んでおいた方がいいです
TKJ31UFRXハンドルレバー、カートリッジ交換(ブログ)
TKJ31UFRX スパウト、パッキン等修理(台座部分以外ほぼ全て) (ブログ)
マニュアルダウンロードサイト COM-ET
TOTO TKN34PBTNメーカーサイト
TOTO TKN34PBTNマニュアル類(COM-ET) 購入すると同梱されてきますが、予め読んでイメージトレーニングしておくとだいぶ違います。マニュアルより実物の方が簡単ですが、やはり読んでおいた方がいいことも。