採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ゆず胡椒

2016-09-21 | +野菜系保存食

畑で唐辛子が穫れています。
かなり遅い時期に播いた唐辛子で、実が付いて思い出したのですが、牛角椒という台湾の品種。

柚子胡椒

辛さは比較的マイルド。台湾では赤くなったものをよく使いますが、勿論青いうちに使っても大丈夫。

そうだ、頂きものの青柚子が家にありました。 
(ちなみに、青柚子を頂いたときも、「そうだ、畑に青唐辛子があるわ」と思いました。最近記憶力がよくって何度でも思い出しますのことよ) 

柚子胡椒

青柚子と青唐辛子で、柚子胡椒を作ろう!

青柚子の皮を薄く剥き、青唐辛子はタネをとります。(固そうだったので。)
両方粗く刻んだあと、スティックミキサーで粉砕します(フードプロセッサーはダメでした)。

柚子胡椒



でもまだザラザラ。今年は擂り鉢を使ってみます。
(前作ったときは何を使ったか忘れました)

柚子胡椒



柚子の皮は大変に固く、木製のすりこぎではらちがあかず、石のすりこぎに持ち替え。
擂り鉢が欠けないように軽い力で、気長にゴリゴリ・・・。

柚子胡椒


ゴリゴリゴリ・・・。
ふう。
かなり細かくなりました。
午後1時に青柚子の皮を剥き始め、この状態になったのが2時半。
1時間くらいは摺っていたかも。右手中指に豆ができました。

柚子胡椒

出来上がったのは小瓶が5つ。

この日は冷蔵庫を空にすべく、まだまだ食品加工をする予定が、これ一品でだいぶくたびれました・・・。 



そうそう、柚子胡椒といえば。
先日、「柚子胡椒おにぎりってものすごく美味しい。コンビニで発売されないのが不思議なくらい」というネット記事を読んで、そのうちやってみようと思っていたのでした。

柚子胡椒


ごはんをチンして(この時電子レンジがアヤシイ状態に!一応温めは完了しましたが・・)、残りカスのついている擂り鉢へ。
適当に混ぜると、擂り鉢は綺麗になり、ごはんには満遍なく柚子胡椒がまぶさりました。 
(こんなに緑色っぽくなるのは、やや多すぎ) 


この後おにぎりにするのは忘れて、擂り鉢を抱えて匙でぱくぱく食べてしまいました。
(ちなみにこれは、遅い昼ごはん。もっとサクっと終わるかと思ってたのに・・。)

おむすびじゃなくても、美味しいです!
私の好みの味。
塩むすびのようなほどよい塩味と、ほろ苦い柚子の香り。
(今回は辛さ控えめの唐辛子だったので、ごはんで希釈すると辛さはほとんどないです)

自作の柚子胡椒は市販品より塩が控えめなので、混ぜ加減としては、柚子の香りが丁度よくなる程度に柚子胡椒を混ぜ、あとは好みで塩を足すのがいいかも。 


■■柚子胡椒2016
■材料
青柚子
青唐辛子 種をとっておく


■作り方
(1)青唐辛子の皮を薄く包丁で剥く。粗く刻み、擂り鉢に入れる。
(2)青唐辛子適量、塩適量も加え、擂り鉢の中でスティックミキサーで粉砕する。 
 (柚子の皮はとても固いので、フードプロセッサーでは細かくならない)
(3)味見して、柚子が強すぎるようならば、青唐辛子を足す。再度粉砕。
(4)唐辛子と柚子のバランスが丁度よくなったら、石のすりこぎでやさしく摺る。
  青柚子の皮はとても固くてゴワゴワだが、気長に摺るうちにかなり滑らかになる。
(5)滑らかになったら味見して、適宜塩を足す。 
 保存は冷凍。

(6)擂り鉢にごはん(2膳分くらい。1膳だとごはんが少なすぎ)を入れて混ぜ、擂り鉢の掃除をする。おにぎりにして食べる。 

コメント (6)
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