採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

山椒の花の佃煮

2019-05-16 | +きのこ以外

連休最終日、那須の帰りに、いつと違う道を通って、道の駅に寄ってみました。
「道の駅 湯の香しおばら アグリパル塩原」というところ。
お昼すぎだったため、農産物直売所の棚は、スカスカになっていましたが、少しは残っていて、タラノメ、行者にんにくなどをゲット。
そしてダンナサマが冷蔵庫から、パックを持ってきました。
「ねえねえFujikaちゃん、この佃煮、どうかなあ」
「え、その、ものとしてはいいけど、千円!? 佃煮にしては高級で・・・。
 いや、値段はまあともかく、もし食べきれなくて残っちゃったら勿体ないし。
 もっと小さいのないかな?」

探したら小さいパックもありました。
山椒の花の佃煮50g、500円です。 

山椒の花の佃煮

これくらいの分量ならば、おいしいうちに食べきることが出来そうです。

それにしても、花山椒の佃煮って見るのも食べるのも初めて。
こんな感じのものです。
 

山椒の花の佃煮

葉っぱと、つぶつぶしたこまかい花などが混ざっていて、柔らかい佃煮です。

食べてみると、すごく美味しい!
山椒の実の佃煮は食べたことがありますが、花は初めて。
実とはだいぶ印象が違います。
食感もやわらかく、風味もやさしいです。
実の方は、噛むと突然強い刺激が出てきますが、これは最初からほんわり香っていて、噛んでも刺激爆発、という感じではないです。
(沢山食べると舌がじーんとしびれる感じはあります)

タケノコおこわにトッピングしたのですが、私の作るおこわはとても薄味なので、これを添えると醤油味も加わり、また山椒のいい風味も添えらて、ぴったり。
その日だけで、佃煮を半分くらい消費してしまいました。
タケノコ姫皮をこれで和えても美味しかったです。
(1000円の、大きい方のパックを買っておいても全然困らなかったかも)

 


この花山椒の佃煮、是非作ってみたいです。
あのMy山椒の木、今年はもう遅くて実になってしまっているだろうけれど(実を摘むなら今頃!)、来年の春先、摘みに行ってみようかな☆☆☆
と思っていたら、

なんと。

山椒って、オスとメスがあるのですって。

知らなかった・・。
で、花山椒の佃煮に使うのは、オスの方。

そんな・・・。

実がなるあのMy山椒の木は、メスです。
違う木(オス)を探さなきゃいけないみたい。

私は実山椒より花山椒が気に入ってしまいましたが、通常は実山椒の方が価値が高いはず。
折角実がなるメスの木の花を摘むのは勿体ないので、雄花を摘むのだと思います。

実山椒を収穫する気がないのであれば、雌花を摘んでもいいような気もしますが、食感や風味がやや違ってくるでしょうね・・。

オスの木、探さなくては。
この先、実がついていない山椒をみつけたら、それがオスの木ってことでいいのよね・・?



■参考情報
花山椒の佃煮の作り方

山椒の雌株と雄株について
 この方は山椒の実が本命。

サンショウとイヌザンショウ
サンショウはトゲが対生、イヌザンショウはトゲが互生。
どちらも雌雄異株。

コメント (2)
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