採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

サワーチェリーのケーキ(フォレ・ノワール風)

2019-05-23 | +お菓子(西洋)

5月1日2日と、生ハムの山上げのため、白樺荘にお邪魔しました。

メインの宴会は3日だったかな、1日2日はまだ人も少なめ。
何か持って行きたいのですが、みなさんグルメなのでものすごくプレッシャーで憂鬱になるほどです。
悩んだ末、丁度サワーチェリーを煮たところだったので、これでケーキを作ることにします。
ココアスポンジとサクランボの組み合わせのあれ。
シュヴァルツヴァルター・キルシュケーキ(独)、フォレ・ノワール(仏)、もしくは黒い森のケーキ(日)。

検索すると、スポンジは(やはり)ジェノワーズ(全卵泡立て式)。
違うのはないかな?といくつか調べましたが、どれもジェノワーズ。
長年作ったことがなく、一体どうなることか。
まず丸い型の家探しから始めないといけません・・・。しかも前の日夕方になってから・・・。あおーん。

「失敗したらもう1台作る時間はあるだろうか。時間はともかく材料(卵)がもう一台分はないかも?? 
いや、そっちじゃなくて、まずは作る方に集中だ!」

いろいろ考えながら、なんとか焼き上げました。
一応膨らんでいるし、生焼けではないので、いいことにしよう。
続きは山荘にて・・・。
朝、スーパーに寄って生クリームを買って向かいます。

・スポンジを3枚にスライス
・それぞれのスポンジにシロップを塗る
・生クリームを泡立て、一番下のスポンジにまず薄く塗り、次にチェリーを2つの同心円状に配置する隙間をあけて、
クリームを絞り出す。チェリーを配置し、その上にもクリームを少々置いてを平らにならす。
・中段のスポンジも同様。。
・てっぺんと側面にクリームを塗る。てっぺんには飾り用に絞り出す。
・チョコレートを削ってフレーク状にし、それを側面とてっぺんに。

小学校4年生のお嬢さんがいて、ほぼ全行程、手伝ってくれました。
普段お手伝いなんてしてもらわず、自分でもよく分からないまま考えながらやっているので、「こうやってね」と指示するのは難しくて、マゴマゴしてしまいました。

出来上がったケーキはこんな感じ。  

フォレ・ノワール

垂直に切り立った側面にチョコフレークをつけるのは、とても大変。
投げつけてみたりなど、いろいろ試しましたが、禿げ禿げです。一体どうやるんだろう?

 

フォレ・ノワール

夕方作って、夕食後に出してきたため、さくらんぼの色が少しクリームに移りました。
(キッチンペーパーでシロップを拭っておいたのですが)
ぽわんとピンクなのもまあ、ありかな・・・。

 

フォレ・ノワール

断面。
当然ですが生クリームよりさくらんぼの方が固くて、ナイフを入れると刃につられて動いてしまいます。
折角2列に並ぶように綺麗に並べたのですが、そう見えないかも。
ゼラチン少々を混ぜたクリーム(ザーネクリーム)を使うこともあるらしいのですが、それならばさくらんぼが固定されていいかも。
今回は余力がなくて、泡立てた生クリームをそのまま使いました。

ジェノワーズを作ったのは、久々と言うか、結婚後はおそらく初めて。
いちおう膨らんだのはよかったけれど、少々ぱさついてしまったかも。
少し味見するなりして確認して、もっとシロップを塗ればよかったかもしれません。

それか、いつものロールケーキ生地を焼いて(←これはかなりしっとりしている)、それを細長くカットして積み上げる、直方体のケーキにすればよかった。
丸いケーキを小さく(小さな角度で)カットするのは大変なので、直方体の方が少量ずつ切れていいかもしれない。

次の機会にはロールケーキ生地で、あとゼラチン入りクリームにして作ってみようかと思います。 

 

コメント
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