ダンナサマの知人(日本在住ネパール人)がバングラディシュに出張で行かれたそうで、おみやげをプレゼントして下さいました。
もさもさ、粉粉しているので、切り分けたりするものではないようなので、おさじですくって食べてみました。
口に入れると、もさもさの糸状のものは、すーーーっと溶けて、ほのかにミルクのような味とカルダモンのような香りがします。
インド方面のお菓子は激甘のものが多いですが、これも結構甘いです。
でも香りと風味が特徴的で、なんとなく後を引く味です。
何かに似ているような・・・。
そうだ、ハルワ(ハルヴァ/シャミヤ)というゴマベースのペースト状のお菓子(wikipediaのページはこちら。チュニジア産のものの通販ページはこちら)に少しだけれど似ているような・・?
ハルワは、ミルキーな風味で、ショリっとした食感でとても甘いものです。
一体コレは何という名前のお菓子なのかしら?
バングラデシュのお菓子なんて調べようがないな、と思っていましたが、バングラディシュにあるお菓子はインドにもあるかも、と「インドのお菓子」で検索(なんとおおざっぱで大胆な検索ワードだこと)。
そうしたら、TIRAKITAティラキタというインド関連グッズのお店を見付けました。
インドのお菓子というコーナーのSOAN PAPDIというお菓子がこれに酷似しています。「グラスファイバーに似た触感のインドの代表的なお菓子」だそうです。
ほほう。
確かにグラスファイバー。お菓子の形容詞とは思えない単語だけれどまさにその通りです。
インドバージョンは、ある程度圧縮してあり、それをカットしてあるようです。
バングラデシュバージョンは、お徳用、という感じなのかな?
(とても長い繊維もあるので、カットしてあったものが粉々に砕けたとは考えにくいです)
こんな不思議なお菓子が検索出来て、しかも購入も出来るなんて、日本ってすごい。
私の大好きなアラブ菓子が売られるようになる日も遠くないかもしれません。
ところで、箱にあるイラストの丸いもの、茶色い方は世界で一番甘いお菓子とも言われるGulab Jamn(グラブジャムン/グラブジャムーン/グラブジャム)ですが、白いものは、まあ茶色ばかりではなんなので色を変えてみただけ、という図像上のアレンジかと思っていました。
ところが。
白くて丸いお菓子もあるようなのです。
RASGULLA(ラスグッラ)というもののようです(TIRAKITAの該当ページはこちら)。
11件の感想コメントが掲載されていますが、うち3人は「口にあわなくて捨てた」的な感想(こういった否定的コメントも載せるお店はなかなか偉いですよね)。
とある(味は気に入った)人は、「歯をたてて噛もうとすると爪で黒板を引っ掻く系の嫌~な音が口の中に響いてしまうという初めての食感」と書いています。
まったく食べ物とは思えない描写。
興味沸くなー。いつか買ってしまおうかな。
むふ。
バングラデシュのお菓子のしゃしんこんなのはいかがでしょうか?
http://kanaben.s3.zmx.jp/index.php?%E3%81%8A%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F
とても興味深いホームページですね。
お菓子だけでなく果物や野菜のページも、すみからすみまでじっくり見てしまいました。
ものすごい品種の数ですが、現地の人はみんな食べたことがあるのかなあ。
お菓子の写真は、写真のアップがないので顔を画面に近づけてしまいました。全部一口ずつ食べてみたいです・・。