この数日、急に、暖かい日が続いているので、わが庭の春の花が、一気に動き始めた。
昨年など、満開になったのがもっと後であった筈の八重の枝垂れ梅が、突然、2~3分咲きになって華やかになった。
鹿児島紅梅は、今、満開。
いずれにしろ、住宅街の外れで、何でも花の開花がワンテンポ遅れるのだが、紅枝垂れや豊後梅も、数輪咲き始めたのである。
梅は、桜のような華やかさには欠けるのだが、成長がゆっくりしていて、剪定に耐える花木なので、庭植えには好都合で、風情を楽しめるのが良い。



椿は、小公子など何種類かの侘助が花盛りだが、寒さが緩んで霜焼けなどの心配がなくなったので、今まで、花の先などが黄変していた曙椿が、やっと、庭木の状態で、綺麗な花を見ることが出来るようになった。
しかし、折角咲き始めた天ヶ下の花弁は、ヒヨドリに食べられて可哀そうな姿になっている。
もう一種、咲いている花木は、馬酔木で、スズランのような小花をびっしりと着けている。

今、わが庭で咲いている春の草花は、クロッカスとクリスマスローズである。
クリスマスローズは、どちらかと言えば、庭木の下草のような状態にして植えていて、それに、蕾の時には、花茎は地面を這っていて、咲き切っても花弁が上に顔を上げることが少ないので、中々、写真に撮りにくいのが難である。
この写真のクリスマスローズは、かなり、日当たりのよい場所に植えてあるのだが、どうも、日陰の暗いところよりは、陽が当たるところの方が、植えるのには良さそうである。
2~3年庭に植えておくと、かなりの大株になるので、比較的育て易い草花だと思うのだが、薔薇と違って、交配による新種の作成が容易な所為か、どんどん、新しいクリスマスローズが出て来るのだが、その鉢しかない一品生産が多いので、薔薇の苗よりも、はるかに高いものも結構沢山出回っている。
私など、庭植えで、今のところ広がれば良いと思っている程度なので、拘るところまでは行かない。




クロッカスは、もっと寒い筈のオランダの方が、先に咲いているように思うのだが、私の庭は、今が、やっと盛りである。
まだ、オランダは寒いと思うのだが、クロッカスの花が咲く頃、学校は、クロッカス・ホリディとなって、一気に春の予感が広がり、それから、寒くて暗いヨーロッパの冬が明けて、待ちに待った春がやって来る。
チューリップやヒヤシンスのような大型の球根花とは違って、植えっぱなしにすれば、そのまま、翌年も咲く。ヨーロッパの路傍や公園の芝草の間に咲き乱れるので、初めて見た時は、非常に印象的であったのだが、そのあと、ポピーが、道路沿いに延々と咲いていて風に靡く姿も絵になっていた。
日本でも、田舎に行くと、いくらでもコスモスなどの花が道端に咲いて、旅情を誘ってくれるが、同じかも知れない。




バラが、一気に芽吹き始めた。
ベルサイユのバラの苗木だけ、新芽が霜にやられてしまったのだが、他は、芽吹きが遅かったので、助かっている。
これは、最近買った鉢植えのイングリッシュローズのウィリアム・シェークスピア2000と、何年目かのフレンチローズのネルソン・モンフォートの新芽である。
数時間でも、葉の数が違って来るから、如何に、春における植物の成長が凄いかと言うことが良く分かる。


固く固まっていた牡丹の蕾が芽吹き始めた。芍薬の芽も地面から顔を覗かせて動き始めた。
何故か、私の庭に5本植えてある黄色い牡丹の芽は、中々動かず、咲いたら美しいのだが、殆どどの木も、成長が思うようには進まないので、栽培が難しいのであろうかと、いつも思う。
牡丹は木なので、居場所がはっきりと分かるが、芍薬は冬には上部が枯れて地面下しか残らないので、芽が出て来るまでどこにあるのか分からなくなり、棒を挿してはいるのだが、忘れてしまって、掘り起こしたり根を切ったりすることがある。
尤も、それでも、芽が出て花が咲くので問題はないのだが、芍薬の木に牡丹を接ぎ木して、牡丹の苗を作り出すと言うのが面白い。
時々、牡丹の根元から、芍薬が芽を出すことがあるのだが、当然のこととして、本体の牡丹をダメにするので、掻き落としている。
モミジでもツバキでもバラでも、殆どの園芸種は勿論、トマトの苗木まで、接ぎ木するのだから、元木は生命力が強いのであろうが、それでも、元木は、どんな花を咲かせるのであろうかと、気になる時がある。
しかし、同種のジャガイモにトマトを接いだら、両方実がなるのだが、両方とも育ちが悪くてダメになると言うことであるし、要するに、育てたい接ぎ木した上部の花木なり植物が弱いのであるから、根元の新芽は掻き切るに限ると言うことである。

昨年など、満開になったのがもっと後であった筈の八重の枝垂れ梅が、突然、2~3分咲きになって華やかになった。
鹿児島紅梅は、今、満開。
いずれにしろ、住宅街の外れで、何でも花の開花がワンテンポ遅れるのだが、紅枝垂れや豊後梅も、数輪咲き始めたのである。
梅は、桜のような華やかさには欠けるのだが、成長がゆっくりしていて、剪定に耐える花木なので、庭植えには好都合で、風情を楽しめるのが良い。



椿は、小公子など何種類かの侘助が花盛りだが、寒さが緩んで霜焼けなどの心配がなくなったので、今まで、花の先などが黄変していた曙椿が、やっと、庭木の状態で、綺麗な花を見ることが出来るようになった。
しかし、折角咲き始めた天ヶ下の花弁は、ヒヨドリに食べられて可哀そうな姿になっている。
もう一種、咲いている花木は、馬酔木で、スズランのような小花をびっしりと着けている。


今、わが庭で咲いている春の草花は、クロッカスとクリスマスローズである。
クリスマスローズは、どちらかと言えば、庭木の下草のような状態にして植えていて、それに、蕾の時には、花茎は地面を這っていて、咲き切っても花弁が上に顔を上げることが少ないので、中々、写真に撮りにくいのが難である。
この写真のクリスマスローズは、かなり、日当たりのよい場所に植えてあるのだが、どうも、日陰の暗いところよりは、陽が当たるところの方が、植えるのには良さそうである。
2~3年庭に植えておくと、かなりの大株になるので、比較的育て易い草花だと思うのだが、薔薇と違って、交配による新種の作成が容易な所為か、どんどん、新しいクリスマスローズが出て来るのだが、その鉢しかない一品生産が多いので、薔薇の苗よりも、はるかに高いものも結構沢山出回っている。
私など、庭植えで、今のところ広がれば良いと思っている程度なので、拘るところまでは行かない。




クロッカスは、もっと寒い筈のオランダの方が、先に咲いているように思うのだが、私の庭は、今が、やっと盛りである。
まだ、オランダは寒いと思うのだが、クロッカスの花が咲く頃、学校は、クロッカス・ホリディとなって、一気に春の予感が広がり、それから、寒くて暗いヨーロッパの冬が明けて、待ちに待った春がやって来る。
チューリップやヒヤシンスのような大型の球根花とは違って、植えっぱなしにすれば、そのまま、翌年も咲く。ヨーロッパの路傍や公園の芝草の間に咲き乱れるので、初めて見た時は、非常に印象的であったのだが、そのあと、ポピーが、道路沿いに延々と咲いていて風に靡く姿も絵になっていた。
日本でも、田舎に行くと、いくらでもコスモスなどの花が道端に咲いて、旅情を誘ってくれるが、同じかも知れない。




バラが、一気に芽吹き始めた。
ベルサイユのバラの苗木だけ、新芽が霜にやられてしまったのだが、他は、芽吹きが遅かったので、助かっている。
これは、最近買った鉢植えのイングリッシュローズのウィリアム・シェークスピア2000と、何年目かのフレンチローズのネルソン・モンフォートの新芽である。
数時間でも、葉の数が違って来るから、如何に、春における植物の成長が凄いかと言うことが良く分かる。


固く固まっていた牡丹の蕾が芽吹き始めた。芍薬の芽も地面から顔を覗かせて動き始めた。
何故か、私の庭に5本植えてある黄色い牡丹の芽は、中々動かず、咲いたら美しいのだが、殆どどの木も、成長が思うようには進まないので、栽培が難しいのであろうかと、いつも思う。
牡丹は木なので、居場所がはっきりと分かるが、芍薬は冬には上部が枯れて地面下しか残らないので、芽が出て来るまでどこにあるのか分からなくなり、棒を挿してはいるのだが、忘れてしまって、掘り起こしたり根を切ったりすることがある。
尤も、それでも、芽が出て花が咲くので問題はないのだが、芍薬の木に牡丹を接ぎ木して、牡丹の苗を作り出すと言うのが面白い。
時々、牡丹の根元から、芍薬が芽を出すことがあるのだが、当然のこととして、本体の牡丹をダメにするので、掻き落としている。
モミジでもツバキでもバラでも、殆どの園芸種は勿論、トマトの苗木まで、接ぎ木するのだから、元木は生命力が強いのであろうが、それでも、元木は、どんな花を咲かせるのであろうかと、気になる時がある。
しかし、同種のジャガイモにトマトを接いだら、両方実がなるのだが、両方とも育ちが悪くてダメになると言うことであるし、要するに、育てたい接ぎ木した上部の花木なり植物が弱いのであるから、根元の新芽は掻き切るに限ると言うことである。

