熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭:コゲラが訪れて来た

2013年03月30日 | わが庭の歳時記
   小鳥が直立した木にとまってしきりに幹をつついている。
   よく見ると、キツツキの一種であるコゲラであった。
   何故、気づいたのかと言うと、以前に八ヶ岳に出かけた時に、この鳥を見て不思議に思って、鳥類図鑑を見ていたので、知っていたのである。
   キツツキのなかでは、最も小さい種類の鳥だと言う。

   二階の窓から見ていたので、早速、カメラを探して、窓辺に着いた時には、どこかに消えていた。
   暫くすると、木の茂みから現れて、忙しなく小枝を渡り始めた。
   二羽飛んで来たのだが、一羽は見えなくなり、残った一羽は、非常に敏捷に枝から枝に飛び渡って、適当な木にとまると、幹をつつきながら、少しずつ下の方に向かって下りて行き、また、別な木に飛んで、同じことを繰り返し続けている。
   

   このカメラには、何時も300ミリの望遠レンズをつけているので、かなり遠くても被写体として捉えることが出来るのだが、激しく移動するので、ピント合わせが大変である。
   それに、木の茂みの中を動き回るので、木の葉や枝が邪魔になり、中々、写真にならない。
   ほんの4~5分、わが庭にとどまっていたのだが、二羽揃って、公園の桜の木の方に飛んで行った。
   コゲラも、メジロとおなじように、敏捷に飛び回り、必ず二羽一緒に行動しているのだが、シジュウカラも同じで、小さな小鳥は、番なり、小集団を作って移動するのであろう。
   
   

   ところで、毎日、わが庭や近所にきて、鳴き続けているウグイスは、同じように小さな小鳥で、非常に敏捷に枝から枝へ渡り歩くのだが、何時も一羽での行動のようで、高い木の上を非常に早く動き回るので、私など、写真には撮れそうにない。
   私の庭を訪れて来た鳥では、シメ、ジョウビタキ、ツグミ、モズ、キジバトなどは、一羽の単独行動で、ムクドリやヒヨドリなどは良く分からないが、単独ではなさそうである。
   しかし、わが庭に、色々な小鳥たちが訪れて来てくれるのを見ていると、非常に嬉しくなり幸せを感じる。
   先日、佐倉城址公園で、バードウォッチングの仲間たちが、双眼鏡を使って小鳥たちを観察していたが、居ながらにして、小鳥たちの営みを眺められるのも、日頃、庭の維持管理に努力している為もあろうと、自己満足している。
   
コメント
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