雑誌で見たのかテレビで見たのか記憶はないが、スターバックス並のエスプレッソやカプチーノ、ラテマキアートまで、瞬時に家庭で抽出できるマシン「バリスタ」と言うのが、ネスレから出ていると言うので興味を持った。
円筒形のロボットが立ったようなスタイルのバリスタのほかに、円形のマシーンの真ん中にコップを置く形の面白いのが発売されたと言うので、よく分からないままに、ネスレのホープページを立ち上げて、口絵写真の「ネスカフェ ドルチェ グスト サーコロ 」と言うのを買ってみた。
インターネットでオーダーを入れたら、間髪を入れずに、2日後に送られてきた。
確かに、コーヒーの抽出は簡単で、プラスチックのタンクに水道水を入れて、特製のコーヒーなど材料の入ったカプセルをマシーンにセットし、レバーを引くだけで、ほんの1~2分で、ラテマキアートが出来上がる。
レギュラーブレンドやエスプレッソのように材料が一つの場合には、一つのカプセルで済むのだが、カプチーノのように、ミルクとコーヒーがブレンドされる時には、二種類のカプセルが必要だが、全く動作がない。
味などは、スターバックス並かどうかは個々人の趣味テイストの問題であろうが、それ程、問題にするほどではなく、瞬時に手元で、直に、カプチーノが頂けるのが良い。
私のイギリスの友人のジムは、メカ好きのエンジニアだったので、随分前から、高級なコーヒーマシンを買って、エスプレッソなど好きなコーヒーを煎れていたが、簡単だと言っていたが、毎日となると、私には、一寸無理であった。
今回のこのサーコロは、使ったカプセルだけ捨てて、新しいのに変えるだけなので、何の手間もいらない。
問題は、市販のコーヒーや自分の好きな豆を焙煎してなどと言ったことは出来なくて、ネスレ特製のカプセルを買わなければならないと言うことである。
カプセル一つの単価が、50円強であるから、カプチーノなら100円一寸、と言う訳だが、高いか安いかは、その人次第だと思うが、安い瓶入りの粉末ネスカフェの愛好者には、高すぎるであろうし、スターバックスやターリーズなどに行っている人にとっては、安くて便利なのかも知れない。
私は、朝、コーヒーとパンにしているので、必ず、毎朝、コーヒーを淹れている。
大きめのメリタコーヒーマシンで、UCCのブルーマウンテンブレンドを使って少し多めに淹れて楽しんでいるのだが、これで、十分に毎日重宝していて、全く不満はない。
しかし、ブレンドやアメリカンは、自由に作れるのだが、バリエーションがない。
それで、サーコロを加えたと言うことである。
時間のない時などには、ダージリンのティーバッグで済ますことがあるが、今度からは、このサーコロを使えば良い。
どこで、このネスレのコーヒーマシンが開発されたのかは知らないが、やはり、ヨーロッパかも知れない。
メリタもドイツの会社のようだが、以前には、日本製のコーヒーメーカーマシンを使っていたのだけれど、あまり満足できなかったので、さすがに、ネスレとメリタには、飲食文化に拘るヨーロッパの気風が現れていると思った。
私は、パウダー状の粉末コーヒーが嫌いだったので、ネスレのコーヒーには一切関心がなかったし、飲まなかった。
いくら違いが分かる男とテレビで宣伝されても、粉末は粉末であって、他の飲料でも、粉末には手を出さなかった。
日本の喫茶店のコーヒーは、やはり、コーヒー文化として、それなりに思い入れがあって、恐らく、まともなコーヒー店でのコーヒーの味は、世界屈指ではなかったかと思う。
アメリカでは勿論、ヨーロッパでも、相当高級なホテルなりレストランなどではない限り、日本の喫茶店並のコーヒーは飲めなかった。
そんな訳だから、スターバックスが、ドラッカーさえもがイノベーションだと言うほど注目を浴びて、大ブレイクして、フォーチュン500の大企業にまで上り詰めたのである。
さて、ネスレのバリスタにしろ、ドルチェ グストにしろ、いわば、スターバックスを事務所や家庭に持ち込んだイノベーションである。
何の技術も苦労もなくて、それなりの品質の美味しいコーヒーを、それも、かなり多様なバリエーションで楽しめると言うのは、食文化の一歩前進だと思っている。
冷凍食品やインスタント食品など、便利な商品が沢山出回っているのだが、やはり、インスタントで本物とは違っていて、どこか、不満の残る飲食物が多い。
私は、スローライフ主義とは言わないまでも、やはり、ヨーロッパなどのスローフードを楽しみたいと思っているので、インスタント的な動きには同調しかねるのだが、本物の便利さの追求については、大いに賛成であり、このようなネスレのイノベーションは歓迎である。
円筒形のロボットが立ったようなスタイルのバリスタのほかに、円形のマシーンの真ん中にコップを置く形の面白いのが発売されたと言うので、よく分からないままに、ネスレのホープページを立ち上げて、口絵写真の「ネスカフェ ドルチェ グスト サーコロ 」と言うのを買ってみた。
インターネットでオーダーを入れたら、間髪を入れずに、2日後に送られてきた。
確かに、コーヒーの抽出は簡単で、プラスチックのタンクに水道水を入れて、特製のコーヒーなど材料の入ったカプセルをマシーンにセットし、レバーを引くだけで、ほんの1~2分で、ラテマキアートが出来上がる。
レギュラーブレンドやエスプレッソのように材料が一つの場合には、一つのカプセルで済むのだが、カプチーノのように、ミルクとコーヒーがブレンドされる時には、二種類のカプセルが必要だが、全く動作がない。
味などは、スターバックス並かどうかは個々人の趣味テイストの問題であろうが、それ程、問題にするほどではなく、瞬時に手元で、直に、カプチーノが頂けるのが良い。
私のイギリスの友人のジムは、メカ好きのエンジニアだったので、随分前から、高級なコーヒーマシンを買って、エスプレッソなど好きなコーヒーを煎れていたが、簡単だと言っていたが、毎日となると、私には、一寸無理であった。
今回のこのサーコロは、使ったカプセルだけ捨てて、新しいのに変えるだけなので、何の手間もいらない。
問題は、市販のコーヒーや自分の好きな豆を焙煎してなどと言ったことは出来なくて、ネスレ特製のカプセルを買わなければならないと言うことである。
カプセル一つの単価が、50円強であるから、カプチーノなら100円一寸、と言う訳だが、高いか安いかは、その人次第だと思うが、安い瓶入りの粉末ネスカフェの愛好者には、高すぎるであろうし、スターバックスやターリーズなどに行っている人にとっては、安くて便利なのかも知れない。
私は、朝、コーヒーとパンにしているので、必ず、毎朝、コーヒーを淹れている。
大きめのメリタコーヒーマシンで、UCCのブルーマウンテンブレンドを使って少し多めに淹れて楽しんでいるのだが、これで、十分に毎日重宝していて、全く不満はない。
しかし、ブレンドやアメリカンは、自由に作れるのだが、バリエーションがない。
それで、サーコロを加えたと言うことである。
時間のない時などには、ダージリンのティーバッグで済ますことがあるが、今度からは、このサーコロを使えば良い。
どこで、このネスレのコーヒーマシンが開発されたのかは知らないが、やはり、ヨーロッパかも知れない。
メリタもドイツの会社のようだが、以前には、日本製のコーヒーメーカーマシンを使っていたのだけれど、あまり満足できなかったので、さすがに、ネスレとメリタには、飲食文化に拘るヨーロッパの気風が現れていると思った。
私は、パウダー状の粉末コーヒーが嫌いだったので、ネスレのコーヒーには一切関心がなかったし、飲まなかった。
いくら違いが分かる男とテレビで宣伝されても、粉末は粉末であって、他の飲料でも、粉末には手を出さなかった。
日本の喫茶店のコーヒーは、やはり、コーヒー文化として、それなりに思い入れがあって、恐らく、まともなコーヒー店でのコーヒーの味は、世界屈指ではなかったかと思う。
アメリカでは勿論、ヨーロッパでも、相当高級なホテルなりレストランなどではない限り、日本の喫茶店並のコーヒーは飲めなかった。
そんな訳だから、スターバックスが、ドラッカーさえもがイノベーションだと言うほど注目を浴びて、大ブレイクして、フォーチュン500の大企業にまで上り詰めたのである。
さて、ネスレのバリスタにしろ、ドルチェ グストにしろ、いわば、スターバックスを事務所や家庭に持ち込んだイノベーションである。
何の技術も苦労もなくて、それなりの品質の美味しいコーヒーを、それも、かなり多様なバリエーションで楽しめると言うのは、食文化の一歩前進だと思っている。
冷凍食品やインスタント食品など、便利な商品が沢山出回っているのだが、やはり、インスタントで本物とは違っていて、どこか、不満の残る飲食物が多い。
私は、スローライフ主義とは言わないまでも、やはり、ヨーロッパなどのスローフードを楽しみたいと思っているので、インスタント的な動きには同調しかねるのだが、本物の便利さの追求については、大いに賛成であり、このようなネスレのイノベーションは歓迎である。