熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭:椿が一気に咲き始めた

2013年03月25日 | わが庭の歳時記
   5泊6日留守をして帰ってきたら、私の庭が様変わりしていた。
   綺麗に放射状に波打っていたピンクの枝垂れ梅の花が消えてしまっていたのだが、代わりに、多くの椿が一気に開花していた。
   満開になっていたのは、曙椿、さつま紅、小磯、港の曙、天ヶ下、乙女椿、それに、何種類かの侘助椿で、大分、落ち椿が地面を埋めていた。
   地面から顔を出した菫の葉っぱの上に小磯椿の花弁が落ちているの等は風情があって良いのだが、曙椿のように大輪の厚ぼったい花弁がべったり地面に落ちて、褐色に色変わりして重なり合っている落ち椿は、頂けない感じで、その趣はそれぞれの椿によるのが面白い。
   
   

   かなり大輪で咲き始めたのは、四海波、岩根絞、花富貴、昭和の曙、白羽衣、蜀光錦。
   
   
   
   
    
   

   少し花弁が小さくて一寸変わった椿は、
   花弁が細長く切れ込んで鳥の尾のような伸びている孔雀椿。
   花弁の周りが白縁の玉之浦。
   黒光りのする宝珠型の花弁を持つ崑崙黒。
   2~3センチの小輪の風鈴一号。
   
   
   
   
  

   私の庭には、洋椿も何本か植わっており、咲き始めたのは、
   切れ長のピンクの花弁が美しいチューリップタイム。
   2センチくらいの花弁でベル型の花が咲くウエディングベル。 
   ピンクの八重で、花弁の間から黄色いしべを出す小輪のフルグラントピンク。
   ピンクの小輪のワインガーベル。 
   ピンク小輪のサルト、かぐや姫とも称する匂い椿なので外国種ではないかも。
   
   
   
   
   

   植え場所がないので、まだ鉢植えだが、鮮やかな赤い凛とした美しい花弁の赤西王母が、また、咲きだしてきて美しい。
   私の庭には、ピンク系統の椿が多いのだが、この頃、やや、濃い赤色のラッパ咲きの小磯や、この赤西王母のような花に興味を持ち始めている。   
   
   

   黒椿は、一番遅れて咲くのだが、まだ、蕾の固い椿も残っている。
   早いのは、秋の初めから咲き始めるけれど、やはり、椿は字の如く春の木、春の花である。
   椿が好きで、園芸店に行くと真っ先に目につくのが椿。大切に育てると、素晴らしい花を咲かせて私を魅せて、自然の奥深さと優しさ温かさを教えてくれている。
   

(追記)使っている縮小ソフトが悪いのか、椿の色が非常に悪くなってしまって一寸残念。
コメント
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