毎月、パソコンを叩いて、観劇チケットを手配するのは、能・狂言や歌舞伎・文楽などのチケットだが、最近は、随分便利になったが、人気の高い公演のチケットの争奪戦は、熾烈を極める。
今日も、国立能楽堂の蝋燭の灯りによる能・狂言のチケットは、あぜくら会員分は即日完売であり、明日10時からの一般販売も、即完売となろう。
人間国宝友枝昭世の「大江山」であるから、当然かも知れない。
ところで、欧米でのオペラやクラシック・コンサートやミュージカルのチケットの手配だが、私は、1980年代の半ばころから、ヨーロッパに居たので、その頃から、総て、クレジットカードで、まず、電話予約や予約フォームで、インターネットが使えるようになってからは、インターネットで行っている。
友人たちは、危険だからやめろと言うのだが、今までに、トラブルが起きたことはない。
一度など、マジェスティック・シアターで、オペラ座の怪人のチケットをなくしたのだが、クレジットカードの記録があったので、チケットを再発行してくれたことがあり、これなどは、クレジットカードのお蔭である。
ニューヨークに行く時には、メトロポリタン・オペラを、ロンドンに行く時には、ロイヤルオペラを、インターネットで予約するのだが、メイリングアドレスが残っているので、今でも、両劇場から案内メールが来ており、イングリッシュ・ナショナル・オペラやシェイクスピアのグローブ座もそうである。
日本では、総て、インターネットで海外劇団や楽団のチケットは、イープラスやぴあや劇場のボックスオフイスなどからだが、欧米のオペラや劇団などは、そのオペラ劇場や劇団のホームページから買うのが普通である。
数年前に、プラハへ行った時にも、プラハ国立歌劇場などのオペラのチケットも、そして、イタリアへ行った時も、ミラノスカラ座のチケットも、日本から、インターネットでクレジットカード払いで手配したが、空いている中から、好きな席を、選べた筈なので、便利であった。
問題は、言葉で、プラハは、チェコ語、ミラノはイタリア語で、いくら、英語版があっても、原語が顔を出すので、時には暗礁に乗り上げる。
日本では、海外のオペラチケットなどを手配してくれる会社があるようだし、英語だがインターネットを叩けば、何社かの観劇チケット手配会社があって、便利なホームページを準備していて、代行手配してくれる。
しかし、手間暇がかかっているので、相当、高い感じである。
さて、先日、ロシアのモスクワのボリショイ劇場とザンクトペテルブルグのマリンスキー劇場のオペラとバレーのチケットを、いつもの調子で、劇場のホームページを開いて、公演カレンダーを検索して、手配を試みてみた。
流石に、ボリショイ劇場は、私の意図した日は、完売で、ダメであったが、マリンスキー劇場の方は、かなり、空席が多くて、ギルギエフ指揮の「戦争と平和」さえも、インターネット販売でもディスカウントされていて、一番上等の席でも、今のレートでは、15,000円もしないくらいである。
残念ながら、私の旅程には合わないので断念せざるを得ないのだが、マリンスキー旧劇場とマリンスキーⅡで、オペラとバレーをダブル公演をしているのだから、空席が出て来るのも仕方がないのであろう。
ところが、この両方の劇場とも、チケット手配会社のHPを見ると、マリンスキーで2倍、ボリショイでは数倍しており、ない筈のチケットが売られている。
このボリショイもマリンスキーも、英語バージョンがあって、メールアドレスと名前を送信すれば、Your login:Your password:Your customer code:が送信されて来て、後は、これを使って、欧米流のチケット手配のプロセスを使えば良い。
尤も、問題が、ロシア語交じりのメールなどの応対なので、慣れていないと、手こずることとなり、多少不安になる。
そして、英語バージョンのチケット手配が可能なのは、この2劇場くらいで、コンセルバトワールの劇場さえロシア語なので、全くお手上げとなる。
良い所は、バーコード付きのチケットが送信されてくることで、ロシア語表記だが、チケットが手元にあるのだから、便利と言えば便利である。
日本の国立劇場チケットセンターも、このチケットのe-mail送信システムを使えば、チケット送付などのコストが、相当、浮くように思うのだが、どうであろうか。
尤も、日本古典芸能の愛好者は、歳の行った人が多いので、あまり、ICT技術駆使のチケット販売システムの多用は、ダメなのかも知れない。
いまだに、手紙と電話でしかチケットの予約が出来ない都民劇場などは、ITデバイドの老年者への思いやりを維持した天然記念物のような存在ではあるのだが。

今日も、国立能楽堂の蝋燭の灯りによる能・狂言のチケットは、あぜくら会員分は即日完売であり、明日10時からの一般販売も、即完売となろう。
人間国宝友枝昭世の「大江山」であるから、当然かも知れない。
ところで、欧米でのオペラやクラシック・コンサートやミュージカルのチケットの手配だが、私は、1980年代の半ばころから、ヨーロッパに居たので、その頃から、総て、クレジットカードで、まず、電話予約や予約フォームで、インターネットが使えるようになってからは、インターネットで行っている。
友人たちは、危険だからやめろと言うのだが、今までに、トラブルが起きたことはない。
一度など、マジェスティック・シアターで、オペラ座の怪人のチケットをなくしたのだが、クレジットカードの記録があったので、チケットを再発行してくれたことがあり、これなどは、クレジットカードのお蔭である。
ニューヨークに行く時には、メトロポリタン・オペラを、ロンドンに行く時には、ロイヤルオペラを、インターネットで予約するのだが、メイリングアドレスが残っているので、今でも、両劇場から案内メールが来ており、イングリッシュ・ナショナル・オペラやシェイクスピアのグローブ座もそうである。
日本では、総て、インターネットで海外劇団や楽団のチケットは、イープラスやぴあや劇場のボックスオフイスなどからだが、欧米のオペラや劇団などは、そのオペラ劇場や劇団のホームページから買うのが普通である。
数年前に、プラハへ行った時にも、プラハ国立歌劇場などのオペラのチケットも、そして、イタリアへ行った時も、ミラノスカラ座のチケットも、日本から、インターネットでクレジットカード払いで手配したが、空いている中から、好きな席を、選べた筈なので、便利であった。
問題は、言葉で、プラハは、チェコ語、ミラノはイタリア語で、いくら、英語版があっても、原語が顔を出すので、時には暗礁に乗り上げる。
日本では、海外のオペラチケットなどを手配してくれる会社があるようだし、英語だがインターネットを叩けば、何社かの観劇チケット手配会社があって、便利なホームページを準備していて、代行手配してくれる。
しかし、手間暇がかかっているので、相当、高い感じである。
さて、先日、ロシアのモスクワのボリショイ劇場とザンクトペテルブルグのマリンスキー劇場のオペラとバレーのチケットを、いつもの調子で、劇場のホームページを開いて、公演カレンダーを検索して、手配を試みてみた。
流石に、ボリショイ劇場は、私の意図した日は、完売で、ダメであったが、マリンスキー劇場の方は、かなり、空席が多くて、ギルギエフ指揮の「戦争と平和」さえも、インターネット販売でもディスカウントされていて、一番上等の席でも、今のレートでは、15,000円もしないくらいである。
残念ながら、私の旅程には合わないので断念せざるを得ないのだが、マリンスキー旧劇場とマリンスキーⅡで、オペラとバレーをダブル公演をしているのだから、空席が出て来るのも仕方がないのであろう。
ところが、この両方の劇場とも、チケット手配会社のHPを見ると、マリンスキーで2倍、ボリショイでは数倍しており、ない筈のチケットが売られている。
このボリショイもマリンスキーも、英語バージョンがあって、メールアドレスと名前を送信すれば、Your login:Your password:Your customer code:が送信されて来て、後は、これを使って、欧米流のチケット手配のプロセスを使えば良い。
尤も、問題が、ロシア語交じりのメールなどの応対なので、慣れていないと、手こずることとなり、多少不安になる。
そして、英語バージョンのチケット手配が可能なのは、この2劇場くらいで、コンセルバトワールの劇場さえロシア語なので、全くお手上げとなる。
良い所は、バーコード付きのチケットが送信されてくることで、ロシア語表記だが、チケットが手元にあるのだから、便利と言えば便利である。
日本の国立劇場チケットセンターも、このチケットのe-mail送信システムを使えば、チケット送付などのコストが、相当、浮くように思うのだが、どうであろうか。
尤も、日本古典芸能の愛好者は、歳の行った人が多いので、あまり、ICT技術駆使のチケット販売システムの多用は、ダメなのかも知れない。
いまだに、手紙と電話でしかチケットの予約が出来ない都民劇場などは、ITデバイドの老年者への思いやりを維持した天然記念物のような存在ではあるのだが。
