熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭:秋色いよいよ深し

2014年10月19日 | わが庭の歳時記
   ドウダンツツジが少し色づき始めて来たが、モミジの紅葉には、まだ早い。
   今、綺麗に色づいているのは、アメリカハナミズキ。
   秋の穏やかな陽の光を浴びて輝くと、真っ赤に染まる葉もあれば、まだ、黄緑や緑を残した葉もあり、グラディエーションが美しい。
   来年咲く花や萼の蕾がすっくと立ち上がって、寒い冬を乗り切る構えで、自分を主張しているようで面白い。
   
   

   僅かに残っていた柿の葉も、色づいたと思ったらすぐに落ちてしまった。
   奈良の田舎で見た、美しく紅葉した優雅な柿の葉を思い出す。
   やはり、柿の葉寿司の故郷と言うことでもあろうか。
   

   庭木の足元で、ひっそりと地を這うように咲いているのが、ホトトギス。
   独特な形をした雰囲気のある花だが、日本原産だと言う。
   
   

   斑入りの大きな葉の間から、勢いよく茎を伸ばして、菊のような黄色い花を咲かせるのがツワブキ。
   千葉から移植した株が、少し大きくなって咲き始めた。
   園芸店で買った時には、小さな鉢植えで葉も5センチくらいで小さかったのだが、庭植えにして肥料が効くと、大きなどんぶり椀くらいの大きさになり、随分大きな株になった。
   
   
   
   秋と言えば、やはりバラ。
   千葉から持ち込んだ鉢植えバラで、手入れが多少悪かった所為か、花付きは思わしくないが、夫々、咲き始めた。
   京成バラ園も遠くなってしまったので、中々、行けなくなってしまったのが残念である。
   湘南にも、良いバラ園があるようだが、まだ、行く機会はない。
   
   
   
   
   
   
   千葉の庭には、モッコク、伽羅、アメリカハナミズキ、ピラカンサ、ムラサキシキブ、ネズミモチなどの実がついていたのだが、この鎌倉の庭では、伽羅だけは同じで、その他には、クロガネモチが、小さな実をたわわにつけているだけである。
   それに、取り残したキウイの実が、まだ、結構残っている。
   植栽が違うだけで、もう既に、広い庭に十分に植木が植わっており、これから、どうするか、好みの庭に、木の植え替えをするのも大変なので、このまま、しばらく様子を見ようと思っている。
   
   
   
コメント
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