ちょうど1年前に♪ 【過去の日記公開】

これは1年前に書いた日記のコピーです。

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『とにかく目を世界に!』 2007年12月5日

区小研の研究授業が終った。
情報教育部の皆さん、お世話になりまして本当にありがとうございました。

協議会では自己採点50点と言った。
協議会に参加してくださった方々からの指摘が、この数日間、自分が考えていたことと同じだった。

例えば、平行四辺形の面積を求める問題の導入で行う木枠の面積変化は、電子黒板よりも実物を使った方が絶対に良いと昨日も思い、なんと100円ショップに木の棒を買いに出かけ、いやいや電子黒板を使わなくては意味がないんだから買うのはやめておこうと踏み止まったほど。
その代わりに、ハサミを忘れた子のために、10本も買ってしまった。
は「電子黒板活用法」を見せるためのものだったので、指導内容はうまくてもへたでもどうでも良いと思っていた。


自分の裏課題は、この研究授業を使って、子どもの意識をどう高めるかにあった。


授業開始45分前、
「研究授業を勝ち取るための作戦会議」
をクラス全員で開いた。

「君達には分からないだろうけど、この井上が授業を公開するということは、実は日本中の学校から注目されているんだよ。今年、井上が育てている子どもたちはどうなんだろうと、たくさんの人が注目している。君たちは、全国から見られているという意識を持ったほうが良い。」

「勝利のポイントは・・・全員が発言できるかどうかにかかっている。」

「この授業を通して、やっぱり電子黒板を使うと授業が良くなると参観者が感じたら、区議会が動いて、大きな予算が動くはず。江東区の小学生を代表して、授業をやっているという意識を持とう。」

あまりにも大げさなことを言っているとは思うが、上記のように私は訴えた。

子どもたちは一生懸命に私の期待に応えようとしていた。


一番嬉しかったのは、普段の授業では絶対に挙手しない子が、前に出て発表までしてくれたことだ。


「区」というちっぽけな世界はもういい。
自分の受け持っている子どもたちを「スーパー小学生」に育てたい。
そのために、日本中の人たちから注目をされているということを、強く強く意識させていきたい。

この「外部意識」が子どもたちを大きく育てるエネルギーになる。

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