恐ろしいほどの集中力 【マインドマップ活用授業】

これは一昨日、今年最後の授業中のことでした。
教室から「音」が無くなったのです。
もしこの時に廊下を通る人がいたら、私のクラスには「誰もいないのかな?」と覗き込むことになったことでしょう。

「マインドマップ最先端学級」の自覚の下に進んできた2008年。その最後の授業なので、2009年の目標を描くという授業にしました。

始めは周りの友達と2008年を振り返るおしゃべりをしながら、楽しそうに描いていた子ども達でした。ところがセントラルイメージを描き出してしばらくたったある瞬間、まるで何かのスイッチが入ったかのように教室全体が一斉に静まりかえり、誰一人として話さない。話さないどころか、「人がいる気配がない」と言えるほどの普通ではない集中状態が生まれました。それが3~4分続いたでしょうか。

この数分間をあえて言葉で表現すると、「時空を超えた感じ」とでも言い表すしかない、そんな空気が漂っていました。

恐ろしいほどの集中力に、指導する私は足音も立ててはいけないと感じ、自分の席からじっと子ども達の姿を見守っていました。

その一人一人のマインドマップに描かれているセントラルイメージはあまりにも素晴らしく、私を驚かせるものばかりでした。


子ども達がこれを家でもやっているとしたら、親としては、もしかしたら“怖さ”を感じるかもしれませんね。我が子が別の世界へ行ってしまっているような感覚が、グーッと襲ってくるからです。

この私が(いったい何だ?!この空気???)とゾクゾクしたほどですから。

おそらく「トランス状態」に近いものが一斉に起こり、全員が同時に来年のイメージを想起できた瞬間なのではないかと思います。

マインドマップだからこういう集中力が出たとは言いません。
そう言ってしまうと、マインドマップに頼る先生が出てしまうから言いません。

とにかく積み重ねが大事です。

マインドマップだけでない、学級経営、教材研究、長期的ビジョンを立てる、アファメーション、エンカウンター、アニマシオン、カウンセリングマインド、イメージトレーニング、メンタルトレーニング、書いて書いて書きまくらせる指導、ありとあらゆる方法を集約した上で、さらに私の実行している“誰にも公開していないある方法”を加えると信じられないことが現実となります。

それを確信させてくれた授業でした。
2008年の良い締めくくりができました。


この年末、時間を自分のたっぷり取って、2009年はもちろん、2030年までの長期ビジョンを考えることにチャレンジしてみようと思っています。

2009年、2010年と、自分にとってはハードな年が続くことが見えていますが、どんどん先手を打って、一歩一歩と着実に前進していきたいと思っています。

下記バナーへの皆さんのワンクリックで、教育界へのマインドマップ普及、小学生バレーボールの普及にお力添えをお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )