矢口タートルズVCは2020年に創部しました。 #小学生バレーボール #脳科学 #教育 #マインドマップ
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「先生、これはすごいよ!」 【マインドマップ活用授業】
2008-12-12
/
マインドマップ活用授業(国語)
漢字テストに向けて、その出題内容をマインドマップにして勉強してきた子が出ました。
テストの時に、
「先生、今日は漢字のテストをマインドマップにして勉強してきたよ。見て!これはすごいよ!」
と持ってきたのが画像のマインドマップです。
何がどう頭の中で起こったのか、残念ながら私には分析はできていませんが、本人は勉強していてよほど腑に落ちたものがあったのでしょう。「どうだ!」と言わんばかりに見せてくれました。
そしてテストは100点。
ちょっとだけ分析してみると、この方法は、まだ誰も試みていない方法です。おそらくこの子は、勉強していて「あっ!そうだ!マインドマップにしたらすぐに覚えられるんじゃないかな!」と気づきが生まれたのだと思います。
そして、漢字テスト範囲をマップ化している作業が楽しくて仕方なかったのではないかと思います。だからテストが終わった直後に私のところにマップを見せに来たのだし、100点を取る確信があったのでしょう。
また、「これを見せたら、先生はビックリするだろうな!」とワクワクしながら勉強していたに違いありません。
あ~!そうか!
今、書いていて気づきました。
その子なりのマインドマップの活用方法を自ら見つけて成功体験をすることで、それが強化学習となり、学習スピードが加速化するということですね。
教師側から活用方法を提示するだけでなく、今後は子どもたちの新しい発想をどんどん取り上げていくことにします。
そんな素晴らしいきっかけを作ってくれた一枚のマインドマップをかいた教え子に感謝の気持ちでいっぱいです。
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ディスカバーの干場社長の意見を読むべきだ!
2008-12-12
/
教育について
ディスカバートゥエンティワン社長の干場弓子さんのblog記事が興味深い。
現場の教員はぜひとも一度目を通されることを強くお薦めします。
「ディスカバー社長室blog」
国際学力調査 数学が楽しくて日常生活に役立つものである必要があるのか?
算数の勉強はなぜ必要なのかということに対しての、ひとつの投げかけになるだろうと思います。
干場社長はこう書いています。
『「数学が日常生活に役立っているか?」という質問に対し、役立っていないと答える生徒が大半なのを憂え、生活に結びつける授業の必要性をこれまたアナウンサーが訴えてていた、というか、そういう原稿を読んでいたことだ。
でも、待って! 算数ならともかく、数学がふつうの人の日常生活に役立つ必要なんてあるんだろうか? まあ、中1で習う一次方程式や三平方の定理、一次関数ぐらいまでなら、役にも立とう。でも、二次方程式の解の公式とか、円周角とか、三角関数とか、複素数とか、はっきり言って、わたしはもちろん、弊社の東大出だって、憶えていないし、文系の仕事なら、それで、何の不都合もない。
そもそも、数学を日常生活に役立てようなんて発想が間違っていると思う。役立つ必要なんかない。役立てようという発想がせこい!
なぜなら、日常生活とは、いわば具象の世界で、数学とは、抽象の世界を学ぶことだと思うからだ。』
まったくその通りだと私も感じました。
学校で学んでいることの中で、社会に出て最低限度必要な学習内容は小学校4年生までであるとよく言われます。小学校4年生までの学習だけはしっかり身につけておかないと社会生活に支障が出るということです。
それは4年生までは主に「具象の世界の学習」だからです。5年生以上になると「抽象的な概念」が入り始め、論理的思考や水平思考など、頭の中で情報を操作する能力を身につけていくのでしょう。
こうした話とは少々話題が違いますが、私が養護学校にいた時にも、数学指導についての論議がよくありました。
重い障害を持って成長してきた子ども達は、圧倒的に生活経験が不足しています。身体に障害をかかえているので具体的な操作ができないのです。砂場や自然の中で遊んだ質感だとか、おままごとやごっこ遊びをしながら見につくことが期待される量感などを身体に沁みこませるチャンスが極端に少ない。
そこで、「原数学」と言われるような量感・質感を高める体験を授業にたくさん取り入れる工夫をしました。それでも高い確率でぶつかるのが「9歳の壁」といわれる発達段階の壁、抽象概念に向かう時の壁でした。
数学については、小学校高学年段階の力があれば生活はしていけます。
そこから先は、人間として自分自身を向上させていく、頭脳を鍛えていくための訓練になるのではないでしょうか。
ところで今、20代の若手教員が激増しています。
経験の浅い今だからこそ徹底して学べるチャンスです。
とことん本を読むチャンスです。
どうか若い先生たちはビジネス界の中に現れ始めた「希望に満ちた若手」の努力に負けることなく、20年後の教育界を背負って立つために今こそ徹底的に学び、社会の不安や行き詰まりに対して明快な答えを持って行動していけるような実力をつけてほしいと希望します。
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