半分教師 第45話 「インド青年文化訪問団5 スプリングデールズ学園」

「スプリングデールズ学園」

インドはデリーの超エリート学園である。
3歳から19歳まで、2000人が通う名門校である。
日本でいえば、学習院あたりになるのであろうか?

私はここを訪問した。

すばらしい歓迎をされた。

中学生くらいの子ども達が、美しい衣装に身をまとい、インド舞踊を披露してくれた。

繊細な指先、微笑の大国と言われるインドを表している、こちらの心を洗われるような、なんとも言えない表情。

きれいだった。



砂絵の歓迎。
地面に色とりどりの砂で花の絵を描く。



インド独特の芸術。
南国の太陽のような表現。
日本人にはできない色彩表現。


こうしてインドの文化をしっかり育んでいる学校がある。
日本はどうなんだろう?
日本独自の文化を簡単に捨てて、目先のことばかり追い求めてきたのが明治時代以来の日本の姿なのではないかとも感じた。
小学校教育で、そうした日本文化に目を向けて、実際に取り組むことも必要なのかもしれない。


この学校の廊下で、低学年らしき子ども達と出会った。
子どもはどの国でも同じような素直さを持っている。
心の壁がない。
私は、持参していた「ハンカチ手品」を見せてあげた。
思いの外、受けた!

その様子を見ていて、校長先生が私を低学年の教室に連れて行った。子ども達の前で手品をやってくれというのだ。

はずかしながらやってみた。(写真参照)

日本の子ども達と全く同じ反応。
確信と自信を得た。
自分のやっていることがインドでも通用した。
だったら言葉の通じる日本なら、どんな学校に行っても簡単なことじゃないか。

そんなことで、乱れた学級を蘇生させる「イノッチ再生工場」とも言われる学級経営の根っこがインドにあるとも言えるのだ(笑)。

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