平和な世界 【マインドマップ活用授業 国語 作文】

これから紹介する文章の中で、マインドマップをかいて「気づき」が生まれた部分がここです。

『僕は、戦争はゲームによく似ているような感じがします。ふつうゲームは、人と人が、競い合い、どちらかが負け、負けたほうは勝つまでその人とやり続けます。戦争も同じです。土地とかの奪い合いでどちらかが負けます。負けたほうは、勝ったほうもそうですが、多くの人が死に、お金も失います。そして、それにおこってまたやり返します。これが、どんどん続くので終わりが見えません、その間に人がどんどん死ぬので、戦争とは、本当にばかげています。』

非常に良い気づきが生まれているなと感じました。

実はこの最も重要な一文が彼の描いたマインドマップには出てきません。それでも良いのです。マインドマップを描くことで、自分の脳内にイメージが生まれ、「どうも戦争になる状況はゲームで自分たちがやっていることと似ているんじゃないか?」と気づきが生まれた。OKです。

マインドマップはそれを描くことが目的なのではありません。
マインドマップを学習に活かすことが目的なのです。
人生に巻き起こってくる問題を「解決する」ことが目的なのです。


では、全文をお読み下さい。

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人の命を奪うもの、それは戦争です。その戦争は、私達人間だけでなく、ゾウ、犬、鳥なども殺し、世界各地でおこっています。

なんで戦争をするのでしょうか?

戦争とは残酷で、最悪で、バカバカしい意味のない争いだと思います。戦争が起こるたびに1つ1つと命がなくなり、残る物は、恨みや悲しみなど悪いものばかりで何の得もありません。なのに人は、まだ戦争を続けています。得もなく人どうし殺しあうこの戦争は、絶対にあってはならない物だと思います。

僕は、戦争はゲームによく似ているような感じがします。ふつうゲームは、人と人が、競い合い、どちらかが負け、負けたほうは勝つまでその人とやり続けます。戦争も同じです。土地とかの奪い合いでどちらかが負けます。負けたほうは、勝ったほうもそうですが、多くの人が死に、お金も失います。そして、それにおこってまたやり返します。これが、どんどん続くので終わりが見えません、その間に人がどんどん死ぬので、戦争とは、本当にばかげています。

戦争は、兵士だけでなく、普通の民間人までまきこんでしまいます。例えば、戦争がおきれば衣食住がなくなるし、爆弾に巻き込まれて死んでしまう事もあります。だから戦争がおきる、起こすということは、自分の人生を投げ捨ててるような物だと思います。それに親や友達を戦争でなくしたら、無くした子はかわいそすぎるし、兵士になってしまった人だって、戦場に行ったら、まず最初に家に帰りたいだろうし、いつ殺されるか殺してしまうか分からないし、もしくは何もしないで死んでしまう事だってあるから敵味方関係なくとてもかわいそうです。

戦争を無くすためには、兵器を無くすことだと思います。兵器は、人の命を奪う物でしかありません。そのひとつが原爆です。ぼくは、ビデオでそれを見ました。あまりにも残酷でかわいそうなものでした。だからこういう兵器がなくなれば、戦争のない世界に近づくと思います。
戦争は、生き物を殺して悲しい思いしか残さない、絶対にあってはならない物ですが、戦争によって無くなってしまった人々を決して忘れてはいけないと思います。

僕の思う平和は、犯罪や戦争が無くいつでも笑っていられる世界です。戦争以外にも、アフリカの少年兵や、重い病気で死んでしまう子も無くしたいです。ほかにも、お互いの国同士「ホームステイ」をしてその国のいい所を褒めれば国同士仲良くなり、争いごとも少なくなるとお思います。

悲しいものしか生まないものは「戦争」だから、僕たちみたいな戦争に反対する声がいっぱいあがって、この世界少年兵、犯罪、戦争という物が完全に起きなくなれば、この世界はとてもいい世界になると思います。

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映画を見てのマインドマップ

このマインドマップは本人のたっての希望で世の中に出してくれということでしたので、ブログにアップしました。

映画「地球が静止する日」を見に行って、家に帰ってきてから描いたマインドマップだということです。

「この映画からどういうことを感じたの?」
と質問すると、
「やっぱり人類だけが繁栄するような地球にしてはいけないと思いました。この映画では、人類を滅ぼすことで、他の生き物のための地球にするという内容でしたが、僕はそこに考えさせられました。」
という言葉が返ってきました。そこで、
「なるほど、確かにそういうことは言えるかもしれないね。この映画は見た方がいいな。教えてくれてありがとう、必ず見に行くよ。」
と返してあげました。


この子のお父さんはとても見識の高い方で、子どもと一緒に映画を見ては、映画監督の考え方や映画の撮影手法など、様々なことを語り合ってくれます。これによって、この子は非常にハイレベルな知識を得ているわけです。と共に、社会的の出来事に対する問題意識を高めています。

とても上手な子育てだと私は感じています。

今の時代には珍しいことですが、このようなことも子どもに言い聞かせてくれています。
「いいか、先生の言うことは絶対に正しいんだぞ。間違っても先生に反発するようなことはするなよ。そして先生の手足となって働くんだぞ。」
実はこの姿勢は、子どもを守ることにつながります。
こういう考え方を持って子どもを担任の元に出すことで、いつか必ず良い先生との
出会いがあるものです。

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