我が学年は世界初のマインドマップ体制となります!

8月1~3日の3日間。東京では西新宿でマインドマップの「フェロー第4期研修」が行われました。私も昨日の後半から今日1日にかけて様子を見に行きました。

参加された先生方は、濃密な3日間を通して「メンタル・リテラシー」とはなんたるかということを学び、ご自分の立場でどう活用していけるかを考え、教え子たちが「勉強するのは楽しい!!!」と笑顔で語ってくれる姿を思い浮かべながら、日本各地へ戻っていきました。


マインドマップのフェローになろうという先生方は、その道のプロフェッショナルな方がほとんどです。もしマインドマップがなくても、効果的な授業を行うことができるだけの実力を持った方々です。その先生方が「マインドマップを使うと、もっともっと楽しくて子ども達の可能性を開いていける可能性がある!」と確信して研修に集っています。そういう教師集団から学ぶことはたくさんあります。


今回の研修でも、私は学ばせていただくことがいくつかありました。
私の心に強く残った言葉は「反証する」という言葉でした。

井上の実践は確かにすごい結果が出ている。教育委員会の指導主事が「考えられない成果だ」と言うくらい。しかし、それはマインドマップを使ったから出た結果なのか? それともマインドマップを使わなくても出るものなのか? そうしたことを多角的に検証し、科学的・客観的な教育成果として判断していく必要があるだろうと。
そうした科学的な検証をして一般化していかないと、たとえ大きな成果が出ていても、受け入れられない人がたくさん出てしまう。

まさしく私が今考えていたこととマッチしていたので驚きました。
さすがマインドマップフェローになろうと、様々な大きな壁を乗り越えて参加していらっしゃる先生集団だと思いました。


さてさて、

今回のフェロー研修には、私と同じ学年を組んでいるH教諭も参加しました。
その彼が今日かいてきたマインドマップがすごかったのです。昨日、自分のミッションをマインドマップでかいてくる宿題が出ていたのですが、自分自身と格闘しながら潜在意識にグ~っと迫ってかいてきたマインドマップ。どうやらものすごい達成感と気づきがあったようです。
「ちょっと説明してみて。」
と投げかけると、語る語る。
(おいおいH先生。教職3年目でそこまで語れる人はいないぞ!まいったな、これは・・・・・)
革命的な成長です。

H教諭はこの研修をもって、ブザン公認マインドマップ研修フェローという立場をいただきました。私が公認フェローです。そしてパートナーのH教諭は研修フェローになりました。これにて“世界初”のマインドマップ指導体制を敷いた小学校6年生学年を形成することができました。

夏休みが明けて、子ども達が登校してきたら、いったいどんなドラマが生まれるのでしょう??? ものすごく楽しみになってきました。


そんなことで、夏休み中に大前進をしている私たち6年生担任なわけです。


【先生方にお薦めの本】
私が20代の頃、障害児学校から通常学級に移り、授業の仕方に悩んでいる時に、「校長先生、若手に授業方法を教えて下さい。」とお願いして、定期的に開催していた若手研で教わった国語の「一読総合法」です。
OJTがどうのこうの言われますが、若手教師諸君!自ら学びのステージを準備するべきではないだろうか!!!(笑)
今から始める一読総合法
児童言語研究会
一光社

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