ジャイアンツの若手育成に学ぶOJT

今日の夜、NHKの「サンデースポーツ」を見ました。
そこで読売ジャイアンツの若手育成について特集していました。

チーム戦略を本気で考えた時に、これまでやっていた「大型補強」によるスター選手獲得だけでは本当の補強にならないし、ファンも離れていくということに気づいたジャイアンツスタッフ。そこで「計画的育成戦略」を立てるために、週に1回は育成会議を行い、若手選手の育成方法について話し合ってきたと言います。

その良い例として、今年のドラフト1位・大田選手と、ドラフト4位の橋本選手の育成方法が違うことを取り上げていました。

育成A群の大田選手は2009年度1シーズンで600打席を経験させ、できるだけ早く1軍の舞台に立たせたい。しかし育成B群の橋本選手は焦らずにじっくり育てるために、2009年の打席は400打席とし、3~4年かけて1500打席を経験させてその成果を待つという方針だということです。

その結果、現在はなんと大田選手よりも橋本選手の方が良い成績を残して、経験打席も多いという結果が出ているそうです。


本気のプロスポーツが考える若手育成システムです。成果が上がらなかったら担当者はクビですよね。そんな厳しさは教育現場にある者も自覚しないといけないことのなのかもしれません。(“なのかもしれません”と書いた私の心の中にも、本当にそうかな???という大きな葛藤がありますが・・・・・)

しかしながら、ここには教育現場が学ぶべきポイントがたくさん隠されている気がしてなりません。


若手育成に全力投球しなくてはならない。
「OJT,OJT!」と盛んに叫ばれている教育権場ですが、はたしてジャイアンツのような本気の若手育成を、計画的に進めている学校がいくつあるのでしょうか???


私は、自分の立場を超えて、ジャイアンツを超えるような画期的なOJTを進めていけるように、この夏、試行錯誤してみるつもりです。



何かアドバイスのある方のコメント書き込み、お待ちしています!!!
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