アファメーションでストロングポイントを増やせ!!!

いろんなところに「ストロングポイント」という言葉を定着させようと思っている井上です。
「ストロングポイント」とは「長所」のことです。

辰巳ジャンプの子どもたちが宿題で考えてきた「ストロングポイント」を、まずはそのまま書きます。
そのあと、「アファメーション」の文章に書きなおしてみます。この「アファメーション」の文を毎日音読することで、自分のプレーが良くなっていくはずです。

それでは!


【宿題で考えてきたストロングポイント】

「まじめ」
「明るい」
「元気いっぱい」
「一生懸命」
「言葉が多い」
「声が大きい」
「声かけができる」
「チームワークが良い」
「最後まであきらめない」
「スパイクが強い」
「サーブが強い」
「休み時間に自分たちで練習をしている」



【アファメーション文に書き直すとこうなる】

私たち辰巳ジャンプの選手は、まじめで一生懸命に練習をしている。練習の時も試合の時も、いつも明るく元気いっぱいである。
バレーボールで使う言葉もたくさん知っていて、試合中に大きな声でどんどん励まし合い、お互いに最高の指示を出しながらプレーをしている。だからチームワークは日本一良い。
私たちはどんなに苦しい試合でも最後まであきらめない。それはチームの練習以外に、学校の休み時間まで選手だけで練習しているからである。自分たちのバレーボールをしているのだから、誰に言われなくても絶対にあきらめない。
私たちは、サーブもスパイクも強く打ち、どんどん点を取ることができる。
私たちは強い!!!


こんな感じに書きます。
目標を書くのではありません。すべての文を「現在形」で強く書きます。
書いただけでは何にもなりません。暗唱できるくらいに脳に刻みつけるのです。
そうすると、脳機能が働き出して、書いてある通りになっていくのです。
これを「アファメーション」と言います。



今日の練習試合は6年生相手にメタメタにやられましたが、これくらいのことでヘタレていてはいけません。反省すべきところはしっかり反省して、良い評価ができる面は自信につなげて、明日からまた大いにレベルアップ、グレードアップの練習をしていけば良いのです。

レギュラーの半分がまだバレー経験8か月なのですから、やればやるほど伸びていけます。今の試合で出している能力は、まだまだ10%程度のものだと思っていましょう。辰巳ジャンプはもっともっとすごくなります。お楽しみに!


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アファメーションを考えていくのに、マインドマップは素晴らしい能力を発揮します。
マインドマップにかいたことが実現しやすいことには“あるわけ”があります。作文ワークでは、目標設定のワークに、ほんのちょっとだけ要素を入れてもらいました。
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「ゆうだち」(光村国語1年)が3年生で実際に起こった!

光村の国語教科書の中にある教材「ゆうだち」はとても良い教材だと私は感じています。子どもたちの実生活の中で起こり得る内容だからです。

あらすじは、ウサギさんとタヌキさんがけんかをしてしまい、口もきけなくなってしまう。ある日、天気がどんどん悪くなり、暗い雲がたくさん出てくる。雨も降ってくる。今にも雷が鳴りそうな怖い雰囲気がある中で、ウサギさんは大きな木の下で雨宿りをしようとする。そこへけんかをしていたタヌキさんが、同じように雨宿りに来る。二人はプイッと横を向いてしまうのですが、雨もひどくなり、日の明かりもどんどん暗くなってきて不安な気持ちになっていく。雷がドド~ンと鳴った瞬間に二人は驚いて体を寄せ合う。その後、明るい太陽がカッと出てきた時には、自然に二人は仲直りをしていくという話です。

まったく同じような出来事が、3年生の教室で起こりました。

先週の金曜日、ちょうど帰りの時間帯に、強烈な雷雨が降りました。3年生のある女子が1階の下駄箱にいた時に、大きな雷が鳴ったため、怖くて泣いてしまったそうです。怖くて帰ることができなくなり、女子数人で3階の教室にいる担任のところに戻りました。教室には、クラスで一番わんぱくの男子が残っていました。泣きながら戻ってきた女子の泣いている理由を聞いて、そのわんぱくボーイはこう言ったそうです。
「雷が怖いんだったら、教室の真ん中にみんなで集まって固まれば怖くなくなるよ。みんなでそうしよう。」

まさに「ゆうだち」の場面を地で行くドラマだったのでしょう。感心した担任は、学級通信にこのエピソードを書いて、わんぱくボーイの行動を褒めていました。

このように、本当に身近に起こり得る文学作品が「ゆうだち」なのです。
ますます1年生の研究授業が楽しみになってきました。

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