練習試合から学べること(今日の記事は読んでおくと得します)

9月1回目の3連休。あいかわらずバレーボール三昧の井上です。

第3土曜日にはたいがい所属している授業研究会の定例会があるのですが、今年に入ってから1回も参加できていません。忘れられないように、メーリングリストで実践報告をして存在感を必死に示しています(苦笑)


さて、辰巳ジャンプの子どもたちには、
「今日の練習試合のことをブログに書くので、しっかり読んで反省しておくこと。」
と宿題を出しておきました。



辰巳ジャンプでは「練習反省ノート」を必ず書いて、毎回提出させていますが、最近5年生の子どもたちが書く文章内容がグングンレベルアップしているのに驚かされています。今日などは、エースアタッカーの子が昨日の反省を5ページも書いてきました。
「どうしたの?」
と聞いてみると、
「あ、なんだか書き出したらいろいろなことが頭に浮かんで、どんどん書けてしまいました。」
と答えてきました。私は思わず、
「おっ!脳神経がつながり始めたな!」
とつぶやいていました。

手前味噌&自画自賛で申し訳ないのですが、子どもたちはこのブログ記事を読んで、いろいろと考えていく中で、文章の書き方を学んでいるのだなと実感した次第です。確かに私の書いている文章を参考にしてくれれば、文章力はアップします。そのうえ、辰巳ジャンプの子どもたちには、「マインドマップで作文すらすらワーク」を使って「マインドマップ」の使い方までしっかり指導してあるので、言葉をつないでいく能力は伸びていくはずなのです。また、中にはこのブログで学んだことをノートに書き写している子もいます。こんなふうに頑張っている子どもたちなので、バレーボールでもありえない伸び方をしているのでしょう。

それに加えて、私が書いている文章の中で、小学生には難しいと思われる言葉を、保護者の皆さんが子どもたちに説明してくれていることが、とても大きいのだと思います。ご家庭でこうした親子会話ができれば、子どもたちの頭の中に語彙がどんどん増えていきます。ぜひ、このブログ記事を活用してください。子どもの頭が良くなりますよ!!!



それではそろそろ今日の成績を発表します。

背番号で書きますから、確認してくださいね。

【サーブ成功率】
①72% ②84% ③94% ④80% ⑤50% ⑥90% ⑦56% ⑧54% チーム80%  Tくん83%

ちょっとミスしすぎです。辰巳ジャンプの合格基準は90%以上。2人しか合格していません。
せめて全員が80%以上の成功率にならないと、大事な試合に勝てるようにはなりません。
試合と同じような緊張感を持って練習をする必要があります。


【サービスエース率】
①28% ②43% ③35% ④29% ⑤0% ⑥30% ⑦33% ⑧31% チーム33%  Tくん55%

この合格基準は30%以上です。チームとして33%ですから合格と言えます。
ということは成功率と合わせて考えると、強いサーブを打てるようにはなってきている。しかし、まだ安定感はないと言えるわけです。
「サーブ成功率」「エース率」が合格基準を超えるようになるまで、あと3か月はかかると井上は見ています。この3か月という予想を超えて、もっと早く合格レベルになるためには、子どもたち自身の真剣さが今以上になれば可能かもしれません。


【スパイク・ブロック成功率】
これは次のような計算で出している数字です。
スパイク決定本数÷(スパイク決定本数+スパイクミス数)×100
この計算で出している%には、相手に拾われてしまった本数は入りません。ですから、スパイクをたくさん打っていても得点にからまなければ成績として残らないという厳しい数字になっています。

①76% ②89%(ほとんどがブロック) ④80% ⑦22% チーム73% Tくん82%

素晴らしいのは4番さんの80%という数字です。1~2月の教育大会の時は0%、5月の全国予選の時は55%、先週の1次予選の時は53%、それが今週は80%を超えるようになってきました。この最大の原因はミスをほとんどしていないことにあります。なんとこの子はバレー経験がたった10か月。それなのに今やブロックアウトまでねらって打てるレベルにまで成長してきました。よ~く相手を見てねらって打っている。これで身長が伸びたらどんなアタッカーになってしまうのでしょう。すごいです。

①④の二人のアタッカーは、このままどんどん経験を積んでいけば、江東区を代表するアタッカーにもなれるでしょう。
他の選手は二人において行かれないように、練習のない日に秘密特訓をした方が良いかな。タオルを使ってスパイクやサーブの素振りをすると良いですよ。


【ストロングポイント・なんでも10】
無理矢理でもなんでもいいから、思いついた答えを10個必ず出すという勉強法をすると、これまた頭が良くなるんですよ。
これを「なんでも10」と言います。授業中にやってみるといいですよ。

(1)あいさつをしっかりできたようだ。
(2)セッターを要に、辰巳ジャンプのバレーを意識してプレーするようになってきた。
(3)意味のある声を出せるようになってきた。
(4)③番さんが相手をよく観察してサーブを打っていた。
(5)④番さんがチーム全体を盛り上げるファイトプレーをしていた。
(6)⑥番さんがサーブの打ち方を工夫して、高い位置で打とうとしていた。
(7)つなぎのスパイクはTくんの打ち方をまねするべきだ。
(8)ミスは多いけれども、みんなエースの取れるサーブを打とうと研究している。
(9)まだまだたくさんの伸びしろがある。
(10)自分のサーブで3点取る意識が根づいた。
(11)実は頭の良い子がそろっている。それ以上に性格が素晴らしい!笑顔が素敵だ!!!


いよいよ「見ていて応援したくなるチーム」に育ちつつあります。
辰巳ジャンプの今後を見通したい方は、ぜひ次の本を読んでみてください。
(大人への宿題! この本全部、1カ月で読んでください。)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (アニメコミック)
クリエーター情報なし
小学館


望めば、叶う―自分を高め人を導く成功法則
クリエーター情報なし
日経BP社


成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)
クリエーター情報なし
講談社


トニー・ブザン頭の自己変革―未来を築く7つのツール
クリエーター情報なし
東京図書


ジグ・ジグラーのポジティブ思考―可能性を開く6つのステップ
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
クリエーター情報なし
あさ出版


アインシュタイン・ファクター
クリエーター情報なし
きこ書房


図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
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フォレスト出版


努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方
クリエーター情報なし
マキノ出版



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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
クリエーター情報なし
小学館
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