地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急池多摩線7700系、最後の活躍へ (下)

2008-02-01 13:41:14 | 大手民鉄 (東急)


 今日から横浜ランドマークプラザにて、3日間の日程で鉄道模型フェスタが開催されており、その目玉商品となっているのは東急7000系・相鉄5000&6000系という「鉄道コレクション・神奈川県関連3点セット」! 私はこれまで、常に金欠気味だったこともあって模型には手を染めて来なかったのですが、鉄道趣味に復帰したここ数年はぼちぼち収入も増え、それがさらに鉄道趣味にのめり込む原資となった (笑) ところに、綺羅星の如く現れたのが「鉄道コレクション」シリーズ……。地味な私鉄電車を愛する人間にとって、これほどお値打ちでツボなグッズが果たしてあるでしょうか?! (^^;) しかも、パスネットの牙城が崩壊した今や、2次元から3次元へ進化したコレクションの王道として、見事にハマリ役になっていると思います。というわけで、私も年貢を注ぎ込むカモになってしまっているわけですが (爆)、今日は特に8000系と並んで幼時に親しんだ東急7000系が限定品として売り出されるということですので、仕事の予定をやりくりして無事ゲット (^o^)。いや~あの行列は凄かった……。明日・明後日ご購入の方のご健闘をお祈りします。



 というわけで、前置きがだいぶ長くなりまいましたが (^^;)、鉄道コレクションの販売を記念しまして、7000系改め7700系の画像をアップしてみましょう。
 東急池多摩線で最後の活躍モードに入った7700系の多くの編成は、正面に赤帯を1本締めただけのシンプルな外観となっていますが、7712・7713・7714Fの3本は歌舞伎スタイルであることに加えて、側面に行先表示器を装備しています。しばらく鉄道趣味から離れていた私は、この趣味に復帰して最初に池多摩線を訪れた際、「何で一部の編成だけ歌舞伎なんだろうか。いや、正面赤帯1本の編成は歌舞伎編成と同じように車内も含めて更新されているのに、何故歌舞伎にならないのだろうか」という間抜けな疑問を抱いていたのですが、それはRP誌の東急特集 (04年7月増刊) を購入して氷解しました。赤帯1本の多数派は当初大井町線に投入され、のち目蒲線で目黒・多摩川線分断まで活躍してきたのに対し、歌舞伎編成は90年代中頃に池上線に転属した編成だったとか……(^^;)。
 そんな経緯もつゆ知らず、数年前の私は東横線8000系の歌舞伎編成に対してと同様、7700系の歌舞伎編成が来ると「え~歌舞伎かよ。シンプルな赤帯の方が良いよぉ」とぼやいておりました (笑)。しかし、東横線8000系の歌舞伎も撮っているうちに神聖なる存在に変わっていったのと同じように、今では7700系の歌舞伎についても「健気な少数派」という見方に変わりました (現金だなぁ ^_^;;)。そしてこれからも終焉の日まで、その活躍を熱く見守って行くことになるのでしょう……。