会社創立90周年を絶賛祝賀中の相鉄から、去る2月1~3日の横浜鉄道模型フェスタに合わせて「鉄道コレクション」の5000系・旧6000系が企画・販売されたのは記憶に新しいところですが、その感動と興奮にまかせてアップした新6000系旧塗装回顧の話題の中で「超珍車・モハ6021の鉄コレも是非!」などという妄想をつづったところ……鉄コレではないとしても、まさかそれが正夢になるとは!! 何と先日、模型メーカー・マイクロエースから「モハ6021を組み込んだ相鉄旧6000系冷房新塗装バージョン8連を、7月に発売する」旨のリリースがなされたのです!!
そこで、すっかり「うひょぉぉぉぉ~*^O^*」と舞い上がってしまった私は、生まれて初めて鉄道模型の予約という行為に走ってしまったのでした。幼い頃から20代の頃までは鉄道模型を買う金がなく、「Nゲージには決して手を出すまい」と思いつつ撮り鉄の道に徹して来たのですが、地方私鉄ファンにはこたえられない品揃えの「鉄道コレクション」の出現でついに中てられてしまい (笑)、だんだん深みにはまってしまいそうで恐ろしい今日この頃……。もっとも、走らせるスペースもヒマもないので、もっぱら展示観賞用なのですが (^^;
そこで、アルミ試作の超珍車・モハ6021の麗姿 (?) をご覧に入れたいと思うのはやまやまですが、何せ6000系が消えていった90年代は非鉄……。そこで、6021で試された技術を花開かせた1970年代風相鉄アルミ電車の決定版・7000系の画像をアップしてみましょう。撮影は昨年の12月で、まぁこれまでの相鉄車両のラインナップに照らして言えば、余りにもありふれた光景ではありますが……改めて眺め直してみますと、正面ドアのレッドはモハ6021の意匠を受け継いだものだったことに気付かされます (何年沿線に住んでいるのか……と ^^;)。
しかしそんな7000系も、最近はすっかり8連各停が指定席となってしまい、一部は廃車・モヤ700化の道をたどるなど、確実に斜陽を迎えつつあります……。かつて東横線で8000系が永遠のものだと信じて疑わなかったのと同様、80・90年代でしたら、7000系の時代は永遠に続くのだろうと信じて疑わなかったのですが……。そこで、滅多に来ない5050系 (5000系を太い赤帯のアルミ車体に→VVVF化→半数は既に廃車、10連1本のみ) と同様、そろそろ7000系の記録にも念を入れなければならないのか……と強く思う今日この頃です。
それにしても7000系、東急8000系と同じ銀色・一段下降窓・正面貫通の切妻車体で、直角カルダンに油圧式自動窓という濃いぃ装備を持ち、存在形態も似ているはずですので、もっと人気があっても良さそうですが、そうならないのはやはり、相鉄という路線が超!地元密着の地味な路線だからでしょうか (まぁ、沿線民としては、人気が出て他所から人がワンサカ押しかけるというのも困るのですが ^^;)。