今日は旧暦の元日。中国・台湾・韓国など日本の周辺諸国は今日がドンチャン騒ぎの一日ということで、あけましておめでとうございます (別に合わせなくても良いか。笑)。そんな目出度い日に合わせるかのように (?)、かねてからその動向が注目されていた茨城交通湊鉄道線の3セク化にあたっての新社名が、『茨城新聞』によりますと「ひたちなか海浜鉄道・湊線」に決まったとのこと。同時に、公募していた新社長は高岡の万葉線出身者に決まったようです。
茨城の民鉄といえば、TXがパスネット・パスモ使用圏を一気に筑波山の麓まで延ばして破竹の大躍進を続けている反面、高速バスが煽りを食った関東鉄道が子会社・鹿島鉄道への支援を打ち切ったのが早いもので1年前……。そして日立電鉄の存在もあっという間に遥か昔の出来事のように思えるようになってしまいました。新生・ひたちなか海浜鉄道は引き続き県都・水戸に直通できないというアキレス腱を抱え、大洗~水戸間では鹿島臨海と潜在的に競合しているわけですが、これからは「海産物の都・ひたちなか」を前面に押し出して、素晴らしいローカル線風情といっそうの集客の両立を果たして欲しいものです……。
さて、ネット情報を総合してみますと、そんな茨交あらためひたちなか海浜鉄道(フルネームだと呼びにくいので、結局「ひたちなか線」や今まで通り「湊線」に落ち着きそう……^^;) は発足にあたり、他の3セクから余剰車を購入して老朽化し使い勝手の悪い国鉄キハ20・22タイプのDCを一掃し、キハ3710と合わせて軽快気動車に統一する……という方針のようです。とくに、三木鉄道の3両に注目しているとかいないとか……。そうなりますと、開業当初はしばらく国鉄タイプも使用されるでしょうが、早晩置き換えられるのは目に見えているわけで、今年の黄金週間に「さよなら2連or3連」のような企画が開催されたら大変なことになりそうですね (汗)。昨年の黄金週間 (今回の画像) は既に中根周辺で各スポット20人以上……しかも普段ローカル線に興味なさそうな集団多数……(@_@)。
そこで、静かな今のうちから最後の活躍を記録しておきたいのですが、今月末までは合格祈願を銘打ったちょっと意味不明な (^^;) HMが付いていますので、撮りに行くとしたら来月以降でしょうか。しかし花粉が……(-_-)。もっとも、キハ3710のシンプルな (?) 茨交色も見納めが近いわけで、いずれにしてももう少し撮り貯めておきたいと思う立春の頃なのであります……。