昨日、東急の公式HPにて、大井町線の急行運転開始と新6000系のデヴューを柱とするダイヤ改正を3月28日に実施する旨が正式に告知されました。所要時間が5~6分短縮される大井町線の急行が、体感的にどのくらい速いと感じられるかにつきましては、東横線なみの (?) 停車駅間隔を見るにつけ、正直なところ未知数なのですが (^^;)、公式HPにおけるババーンと図を掲げて気合い十分のアピールを見る限り、まあ確かに田都沿線から品川~東京間のオフィスに通う通勤客にとっては、大井町急行はそれなりに選択に値するものなのかも知れません。渋谷や表参道を通勤定期で経由する利便性にこだわる客も多そうですが (汗)。
それはさておき、もう一つ気になるのは、土曜休日ダイヤのみ午前中に3本設定されている田園都市線からの直通急行が6000系の天下となってしまうのでは……ということです。あるいは、朝から大井町線で急行を運転する都合上、出庫を兼ねた直通急行の一部は引き続きグラデーション帯の8000系列で運行されるのかも知れませんが (9001・9007Fも入りましたっけ? ^^;)、いずれにしても本数が減ることは間違いないでしょう。そこで、去る雪の節分に「伊豆のなつ」8614Fを目当てに田園都市線を訪れた際には、大井町直通急行につきましても、登場以来ほとんど見られなかった雪との組み合わせを記録しておこうと思ったのでした (^_^)。
ただ、こういうときに限ってうまく行かないもので、つきみ野で待ち構えた1本目 (8639F) はカブられ、リベンジを期してつくし野で待ち構えた2本目 (8590系) も見事にカブられ……「折角の降りしきる雪との組み合わせがぁっ!」と嘆くより他にはない有様 (号泣)。まぁ、つきみ野はもともと、中央林間での効率的な着発を考えたダイヤ編成上、上下列車がカブりやすいところではあります (^^;)。いっぽう、2本目@つくし野は、時刻表を見る限り大丈夫なはずですが……やはり降雪のためでしょうか、下り列車のダイヤが微妙にズレているようでした (-_-)。
ともあれ、事ここに至れば、最後の3本目は必ず成功させなければならない……という緊張感はいやが上にも高まります (大袈裟な。^^;)。とは言え、3本目は時刻表上、つくし野でカブる可能性大……。そして実際、「今回もダイヤがズレてくれ!」という願いも空しく (^^;;)、大井町行急行が勢いよく勾配を登り迫ってくる頃になって、8630Fの中央林間行が発車……。「ま、又してもカブった……」と、一時は心底落胆しました。それでも、何事も最後まで希望を捨てるわけには行きません。両者の動きを見ていると、どうやらちょうど良い位置で離合しそうな気配! そこですかさずファインダーを覗き直し、まさに会心の連写!!! 余りにも劇的な展開に圧倒されると同時に、心地よい疲労感に浸ったのでした (*^^*)。
ちなみに、このとき先客でおられた方は、1/13の東横線8000系さよなら運転の1往復目下りを妙蓮寺~白楽の白幡カーブでご一緒に長時間待ち構えた、同じ30代と思しき方でした。やはり雪と8000系列の組み合わせをじっくりと撮り貯めておきたいと思う気持ちは同じですよね……というわけで、こんなショボいブログをご覧になっているかどうかは分かりませんが、寒い中どうもお疲れ様でした!