地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

2011秩父広瀬川原の宴 (3) 7000系列!

2011-05-17 00:00:00 | 地方民鉄 (秩父)


 今年の広瀬川原まつりは、デキ103やトロッコなど「訪れてビックリ」なネタにも事欠かなかったものですが、東急ファンのはしくれとして非常に楽しみにしていたのは、やはり何と言っても7000系と7500系の並びでしょうか。とくに7500系につきましては、既に7501Fが登場していた昨年の時点でさっそくフェスタでの御披露目が予告されていたものの、当日の朝方7501Fが運用中に故障してダイヤが大幅に乱れてしまい、急遽7001Fがピンチヒッターとして登板、7500系がフェスタの晴れ舞台で披露されたのは約1年遅れとなってしまいましたし、現在も大井町線で日常的に見られる正面グラデ帯8500系と8090系の並びが広瀬川原でも展開されるのは何とも痛快なものがあります。もっとも、グラデ帯の色は異なりますし、8500系も大井町線所属の最終ロットと7001F=8609Fでは形状が異なりますが……(^^;)。
 そういえば、7000系の2本は登場当初広瀬川原にて間に今はなきウグイス1009Fを挟んで展示されたものですが、このときはJR党の興趣を著しくそそる1000系の登場ということで相当の撮り鉄殺到ぶりとなったのを思い出します。昨年の小豆・チョコバナナ展示時も然り……。しかし今年は1000系が展示されないためにJR党が来ないことが予想され、これは長年来の秩父&東急ファンにとってのんびり・まったりと撮影出来るチャンス!という期待もありました♪



 そこで、朝方からの行田市以東での激写を終え、11時頃に広瀬川原に着いてみたところ……家族連れで相変わらずの賑わいでありながら、「大きなお友達」=鉄ヲタの数はズバリ予想通り!昨年・一昨年と比べて全然少ない……(^O^→それでもかなりの人数であることは言うまでもありません。1000系展示時は秩父鉄道の日常からは考えられないほど人が多すぎ、ということです)。そこで、まずは7001・7503Fが順光になるまで他の車両を撮影したり、トラバーサに乗ったり (^^;)、昼食を先に済ませたのち、いよいよ昼過ぎから撮影開始!
 ……と思ったら、目の前で「急行・秩父」「急行・御花畑」という美味しい表示が変えられてしまった……(6000系とからめて1枚撮ったのみ。泣)。この後は「試運転 (7503F)・展示列車 (7001F)」「各停・武川」「急行・広瀬川原」といった表示となりましたが、何とも悲しいことに今年は頻繁な表示変更サービスがなく、結局これらの組み合わせを撮ったのみ……。う~む、逆光となっている間に荒川上流部の美味しい行き先を出してしまったようです……。
 というわけで、珍な種別・行先を撮りまくるという楽しみには必ずしも恵まれないという点でやや遺憾が残りましたが (武川行と広瀬川原行を撮影出来ただけでも超!御の字かも知れませんが……^^;)、何はともあれ7000・7500の並びをこうして爽やかな晴天のもとじっくりと撮影出来たのは幸せなひとときでした (*^^*)。出来れば7002Fも展示されれば言うことなしですが、それは1000系が全廃されて7000系列がそれなりの本数となってからのお楽しみでしょうか? あるいは、1000系が存在しているうちに7001F・5000系・1000系の並びが展開され、「ジャカルタっぽい雰囲気」が熊谷の地でも演出されれば面白かりなんと思うのですが、そんなの私だけ? (笑)