地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ飯田線スカ色サハ48をN化&色差しする

2012-04-17 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 鉄コレ期待の飯田線流電セットが先月下旬に発売され、さっそくクモハ52をN化し色差しした苦心惨憺の記録につきましては、既に先月末の記事で触れた通りですが、中間に挟まっているサハ48もなかなかどうして、モールドの素晴らしさはクモハ52に負けず劣らずイケメン度全開ではないか?と個人的に思います (*^^*)。ドアが43系電車と比べて両端に寄り、その分小窓がズラリと並ぶ様はいっそう壮観ですし、貫通扉が別パーツとして外れる妻面やゴツい幌の作り込みは「鉄コレもついにここまで来たか……」と絶句するほどの凝りよう! 先頭に来ないのは何とも勿体ないことから、サハ48のみを数両連結のうえ、電車の付随車としてではなく客車としてシブい罐に牽かせるというのも、妄想模型列車として面白かりなんと真剣に思う次第です (笑)。



 し・かーし! クモハ52でもかなりアレだった今回の鉄コレ流電セット、サハ48もそうすんなりと満足することは出来なかったのでした……。クモハ52はクリーム色ベースのプラ成形にスカ色ブルーを吹いているのに対し、サハ48はブルーのプラ成形の上にクリーム色を載せるという塗装となっていますが、そのクリーム色の吹き方が車体面に対して正面からしか吹かれておらず、上下左右に角度を変えて吹かれているわけではないため、窓パーツがはまる凹みの部分にそのままベースの青が残っており、結果としてクモハ52とサハ48では全然窓周りの雰囲気が異なっているという……(号泣)。具体的には、2枚目の画面下部の車両が購入時そのままのもの。実車で窓の隅に鉄粉汚れが溜まることも多々あったとは言え、いくら何でもこれだけ窓の周囲にブルーがくっきり出るというのでは違和感ありすぎ……。一応、前作のクモハ43+クハ47や70系でも同様の塗り方となっていることから、目くじらを立てる必要はないのかも知れませんが、今回のサハ48は窓パーツの出来がイマイチ過ぎ、その結果窓周りの青が一層目立つ感じですので、このままクモハ52と連結させるのは個人的には面白くありません。
 そこで、サハ48についても全てバラバラにし、屋根パーツはクモハ52と同じく「My旧国スタンダード色」のタミヤ・グレイバイオレットを塗ったほか、マスキングを丁寧に行って窓周りのクリーム色を再塗装してみました。そして再び組み直してみたところ……2枚目の画面上部の通り、ようやく望み通りの雰囲気が再現されました (^-^)v 指を動かす手間を惜しまないことによって、鉄コレは劇的に見映えがするようになることがしばしばありますが、今回のサハ48はその最たるものではないでしょうか? さてと……今回の工事は3両に施工しましたので、これでクモハ52×3と合わせ、夢の堂々6連を自宅即席エンドレス線で楽しむことが出来ます♪ 
 いっぽう、スカ色のクモハ43+クハ47や70系も同様にクリームを塗り直すべきか否か、真剣に悩み始めております。あぁ作業待ちのブツが増える……(^^;;)。