地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

小田急3車種さよなら海老名イベント (下) HiとR

2012-04-20 00:00:00 | 大手民鉄 (小田急)


 小田急の歴史における大きな転換点となった、3車種一斉離脱・ロマンスカー運行形態大幅再編ダイヤ改正が実施されて以来、早いもので約一ヶ月が経ちました。この改正を江ノ島賎民としての立場からとらえてみますと、とにかく夕方の江ノ島線ホームウェイの本数が増え、しかも発車10~15分前でも特急券にありつけるようになったのみならず、平日最終便を除けば大和で緩急接続がきっちり確保されるようになったことから、新宿近辺での所用ののち帰宅する際に非常に気分良くロマンスカーを利用できるようになったのは革命的変化としか言い様がありません。ま、使い勝手の良さが次第に認知されて来ると、特急券の競争率もジリジリと上がって行くことになるでしょうが,少なくとも従来ダイヤでは平日の江ノ島線ロマンスカーは本当に座席数が限られていたため、発車1時間前でも既に売り切れ表示が出ている(しかも大部分が新百合や相模大野までの客……)ことが常であり、「さっさと降りる連中に比べれば特急料金を多めに払ってやるのに・・」と悔しい思いをすることが多かった改正前と比べると、全く福音の限りであります。



 しかし、フツーに小田急を日々利用し、行き交う列車をぼんやり眺めているだけでも、別の非常に大きな変化に気づかずにはいられません。……そう、車両に使われている色が減ったなぁ~ということ。10000・20000、そしてJRC371系といった特急車三陣営が消えただけでもかなり賑やかさが減り、ロマンスカー全体の雰囲気として一気に慎ましやかな雰囲気が増したと思うのは私だけでしょうか? 勿論、それでもロマンスカーの塗装と言えば初代3000形以来のオレンジ系旧塗装しかなかった時代(=10000形の登場前)と比べれば塗装の種類は増えていることは言うまでもありませんが、それでもバブリーな時代を色濃く残す塗装の車両が走らなくなっただけでこれほど印象が変わるものか……と思う今日この頃です。乗るのであれば30000形がベスト、暖かさと機能美という点では60000形も素晴らしい(但し座り心地は……-_-;)と思っている私ではありますが、バブル2車種の引退後に今さらながらそこはかとない寂しさを感じるというのも不思議なものですね……。
 というわけで、先月下旬の海老名まつりの際に撮影した画像のうち、Hi・Rを撮影した画像をまだレタッチしていなかったのを思い出し、先頭部分の周囲に張り巡らされた虎ロープを必死に消すなどしてみました……(^_^;)。あの壮絶な人出を思い出すにつけ、開場直後を狙って辛うじてこのようなカットを撮影出来たことの超幸運ぶりを改めてかみしめまくりです……(滝汗)。
 なお今のところ、5000形を含む引退3車種は相模大野の処刑台に運び込まれておらず、恐らく喜多見か海老名の奥深くに仕舞われているものと思われますが、果たして今後どうなるのでしょうか? 20000形がウワサ通りに富士急に行くとしたら、最近の富士急の流れからして○トーカ化という運命をたどることになる可能性が高いことを考えるにつけ、このまま解体されることによって美しい姿のみをファンの心にとどめるのも悪い話ではないのではないか?と愚考しなくもありません。