
祝!マイクロエースから新製品として西武4000系発表! (*^O^*) 東武6050系と並ぶ「現代の急行型車両」にして、自然豊かな秩父への快適で雰囲気満点な足である西武4000系を、机上で他の車両と並べて楽しみたい♪という方はさぞかし多いのではないかと存じます。そこで先日は、そんな西武4000系のN完成品化を記念しまして、西武池袋線沿線にある事業所での仕事が終わった後、少々線路端に繰り出してみました。いやそのまぁ……平日の夕方に4000系が池袋口に顔を出すはずもないのですが、とにかく気分は西武ということで……。今年の上半期は昨年に引き続いて西武池袋線沿線に週1で通っているのですが、残念ながらその日に限って天気が悪かったり、事業所での仕事が終わった後も別件が入って忙しかったりで、やっと先日は時間を確保出来たということもあります。
そこで、事業所から数分歩いて踏切に到着し、しばらく新2000系を撮っていますと……ををっ何と! 昨年夏に登場した「緑のレッドアロー」がやって来ました!

この編成は、西武公式HPに載っているPDFファイルによりますと、「☆(ほし)のある町・秩父長瀞号」なる 正式名称を与えられており、世界的によく知られている○シュラン発行の観光ガイド・日本版にて、長瀞の宝登山神社が☆つきのオススメ観光地として紹介されたことを記念しているようです。とくに、側面の模様入り緑色帯は、このガイドブックの装丁をモチーフとしているのだとか。しかし、そんなマニアックな誕生秘話を知らなければ、単純に「緑のNRA」で終わってしまいそうですね (^^;)。
まぁ個人的にNRAは、窓が大きく落ち着いた雰囲気のデザインに、民鉄界屈指のシートピッチの快適な椅子、そして101系の機器を流用したダイナミックな走行音……と、なかなか好印象の特急車だと思うのですが、最大の問題は飯能での方向転換でしょうか。例えば「しらさぎ」の米原到着時(あるいは、「スーパー白鳥」が八戸まで運転されていた当時の青森到着時)のように、前後の客が互いに声を掛け合って向きを変えれば良いだろうと思うのですが、西武の客はそれを面倒臭がって変えようとしないという……。むかし、そんな西武の流儀 (?) を知らずに「回しましょう」と後ろの客に声をかけたところ、非常にイヤな顔をされて露骨に無視されたという経験もあります (-_-メ)。高麗から先のハイライト・山峡を行く区間を全員逆向きで眺めることの奇妙さといったら……。というわけで、それ以来自分から飯能で声をかけることはせず、そもそも混みそうなときには乗らないようにしているという……(空いていれば飯能で勝手に席を移動して進行方向に回すことが可能ですので、乗っても良いかという判断に)。この点、4000系は料金を取られないうえに、ボックスシートである以上そんな「飯能問題」とも無縁ですので、自ずと気分は良いですね♪ そこで小田急江ノ島賎民として、西武経由で秩父へ往復する場合には、その前後に都内に寄る必要がなければ、最近はもっぱら横浜線~八高線~東飯能乗り換えというルートを選んでいる次第です (苦笑)。
というわけで、こんな長瀞の宣伝をNRAでされても「西武沿線から長瀞に行くのであれば土曜休日の直通快速急行がベストだべさ」と思ってしまう私なのでありますが (爆)、まぁこういった趣向は悪くないと思いますので、今度は別の場所で撮ってみたいですね。ちなみに、マイクロから出るこの編成の模型を購入するところまでは考えておりません (^^;)。NRAはいずれ標準塗装が再生産されたら買えば良いかな?という程度の思い入れ度ですので……。