最近はテレビ番組でもたまに取り上げられる通り、日本の中古車両は東南アジアで活躍の途を広げる一方。すると、そんな現地化シーンを熱く追い求めてみたくなるというのが人情というもので、私もそのはしくれとなってしまっております (笑)。そしてこのたび、日本における東南アジア鉄道事情研究の第一人者としてお馴染みの斎藤幹雄氏がRM誌に結構なボリュームの特集記事を執筆されまして、私も一部文章の内容チェックなどささやかながら協力させて頂きました (特集末尾に拙ブログの名前が出ているのはそのためです ^^;)。既に一部書店での早売りを通じて内容に触れられた方もいらっしゃるかと存じますが、興味をお持ちでしたら是非書店でお手にとってみて下さい~!
そして……個人的には前回の訪問から早いもので約1年が経ちました。前回は滞在の最後の方でうっかり油断し骨折するという大失態をやらかしてしまったものですが、それはあくまで自己責任、インドネシアとその鉄道シーンが悪いというわけではありません。というわけで、すっかり通常通りに歩けるようになった今となっては、1年ぶりの再訪を待ち望むばかりです♪ 既に航空券は黄金週間の頃にゲットし、宿もクレジットカード前払いで予約済みですので、あとは行くだけ……(笑)。今回も仕事の都合上、昨日から始まったラマダーン(断食月)期間中の訪問とならざるを得ませんが、まぁ昨年同様何とかなるでしょう (←あくまで私の場合。一般的には、太陽が出ている間はメシ屋がほとんど閉まっており、非イスラーム教徒にとっては耐え難い空腹のまま炎天下で撮り鉄することになってしまいますので、決してオススメは出来ません)。
1年間ジャカルタに御無沙汰してしまうと、やはりどうしても鉄道事情について浦島太郎になってしまうというのは相変わらずです。1枚目のメトロ5000系66Fは、車内にモニタを設置して自動放送を行う「Djoko Vision」となりましたし、東急8500系も正面金網枠のブラック化や女性専用車ラッピング化が進んでいるとか……。また、昨年夏の時点では入線したばかりで営業運転はしていなかった千代田線軍団=メトロ6000&JRE203系が、今や押しも押されぬ主力としてガンガン走っているというのも、未訪問であるうちは実感がイマイチ湧きません (笑)。屋根上乗車を排除するためにも近々なくなる可能性が高いといわれる非冷房エコノミーとの「最後の」(?) 競演も合わせ、「もう幾つ寝ると~ジャカルタへ~♪」というワクワク感を抱きつつ、当面の仕事をこなして行きたいというところです (^^;)。