昨日は、いつもお世話になっておりますKucing様による企画立案のもと、ジャカルタの鉄道事情に関して今や圧倒的な取材力を誇っておられる『JABODETABEK COMMUTERS NEWS』の管理人・パクアン急行様の一時ご帰国を歓迎する宴が開催されまして、例によって国内外の鉄道事情に関して極めて濃密な会話が展開されまくったのみならず、ちょうど間もなく5回目のジャカルタ訪問を控えた私にとっても実に絶妙な気分盛り上げの機会となったのでありました♪ ご一緒させて頂いた皆様、楽しいひとときをどうもありがとうございました!! m(^^)m
というわけで、昨年の夏から延々ダラダラと連載して参りました「第四ジャカルタ炎鉄録」も、おかげさまをもちましてついに最終回。今度は果たしてどのような展開が待っているのか……大いに楽しみではあります。
その際に出来れば遭遇出来ないものか……と思っている車両として、例えば昨年全く縁の無かった103系や新型インドネシア国産電車KFW、あるいは「一つ目玉のニクい奴」であったはずの非冷房Holecが大胆にイケメンに変貌したHolec AC、そしてC国の青蔵線アメロコのようなマスクの最新鋭両運転台アメロコCC206などがありますが、他にも……スマトラから転属してきた赤いアメロコ (確かジョグジャカルタ所属) も撮ってみたいですね。ひょっとすると既にKAI新標準塗装に変更されてしまったかも知れませんが……。
というわけで、そんな期待を抱きつつ、余り注目されることなくひっそりとジャカルタでの存在感を減らしつつある中型電気式DL・BB304の赤塗装姿を最後にアップしておきましょう。この罐はジャカルタ界隈では長らくタナ・アバン機関区に配置され、スルポン~バンテン線の客車&貨物列車の牽引に用いられて来たようですが、私が初めてジャカルタを訪ねた2009年前後から典型的アメロコCC201への置き換えが進んだようで、少なくともこれまで何回か環状東線でランカスビトゥン行の鈍行を撮影しても、全てこの罐の牽引ではありませんでした……。結構カワイイ雰囲気ですので、是非一度撮って見たかったのですが……やはりCC級アメロコに比べればどう見てもパワー不足で、スルポン線の電車列車の本数が急激に増えて行く中にあっては邪魔者扱いされてしまったしか考えられません。う~む。
そんなBB304、ごく一部の車両が現在でもタナ・アバンに配置され、客車や貨車の回送を中心とした小運転に用いられているようです。そこで、とりわけ通常では考えられない短編成な客車を連結していると俄然気分が盛り上がりますが (あたかも日本の首都圏でJRFの配給列車6794レ・6795レを撮影する際のワクワク感に似ている……笑)、もうこの赤釜もKAI新塗装に塗り替わっている頃でしょうか??
何はともあれ、そんなBB罐も含めて神出鬼没のジャカルタ界隈、今年のレバラン (断食明け) 輸送期には一体どのような光景が出現するのか……まずは安全第一で行って参ります♪