いつも当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます m(_ _)m
このたび当ブログは400万アクセスの大台に達しました。元々あくまでごく狭い範囲の知り合いに楽しんで頂くため、そして個人的な鉄活動の備忘録として始めたに過ぎないこのブログが、厳格なアクセス数カウントの茶碗ブログにおいて400万アクセスに達したとは……今以て信じられない気分です (汗)。
とはいえ、これだけ凄まじいカウント数になったからといって、鉄道趣味界の発展のために有益で客観的な内容に変えて行かなければならないという崇高な責任を感じるということは一切ございません。あくまでこれまで通り、鉄道趣味界の辺縁でひっそり細々と活動する私自身の忙中の閑として、気に入った鉄道車両への思い入れや、ヘタクソな模型の製作記録をダラダラと記して参ります。もっぱら自分のための備忘録、そしてお世話になっている方々に楽しんで頂くための自由放送ブログであることに変わりありません。
というわけで、「キーワード検索にひっかかったこのブログ……何なのだ!この個人的で主観的すぎる内容は! 写真はありきたりな編成写真ばかりで芸術性がなくダメダメ! 模型も自己満足のみでヘタクソ!」と思われる方には、大事なお時間を有益に活かして頂くため、他の優れた内容のサイト様をお薦め致します。閲覧は無料ですので、有料サイトのような内容責任を負う必要は感じませんし、さりとて全く面識のない方の満足のために無報酬の献身をしなければならないという博愛精神も欠けた人間でございます……。一方、このような内容であってもお楽しみ頂いている方、あるいは幾許でも参考にして頂いている方には引き続きご笑覧頂ければ、庵主=管理人として心より幸甚に存じます m(_ _)m
さて、区切り目ごとの堅苦しいご挨拶と、目立とうという意図はそもそも全くないにもかかわらず異常なアクセス数に至ったことへの当惑はこの程度にしまして、恒例のキリ番記念懐かし画像をどうするか……ですが、とにかく80年代の中学・高校時代に撮ったカットそのものが、フィルム代にも事欠く貧乏中坊・高坊であったために僅少であり、数多くのシャッターを切れない=ちっとも上達できないという問題もございますので、だんだんネタ切れになりつつあります……(滝汗)。しかし、それでも今回何とか、1984年の初秋に撮影した東急7200系の画像を発掘してレタッチを加えてみました。中坊だった当時は基本的にカラーネガで撮っていたのですが、このときに限ってふと「モノクロフィルムで東急を撮ってみたい」という気分になり、中学・高校時代を通じて唯一モノクロフィルム (ネオパンSS) を使ったのがこの東急撮り鉄でありました。とはいえ今から考えてみますと、カラーフィルムの劣化は目を覆うばかりである一方、モノクロフィルムはビクともせずスキャンとレタッチもラクラク♪ うーん、常にモノクロフィルムを使うべきでした……。
それはさておき、神奈川県央在住の半鋼製釣掛式電車小僧であった当時の私にとって、東急撮影の最大のお目当てはそれまで全く乗って撮る機会がなかった (泣) 3450形など戦前製電車であり、例えばこんな写真やあんな写真を撮ってはしゃいでおりましたので、正直なところ東横線で8090系が増えたあおりで目蒲線や池上線に進出したばかりの7200系は「別に来なくていい……」という存在でした (爆汗)。うーむ、生まれたときから幼稚園の頃までは、毎日目を皿のようにして7200系の8連急行を眺めていたはずなのですが……。しかし中坊時代の私は誠に根暗で、性格も容姿もブス揃いな超底辺中学校の女子には「ケッ」としか思わず、聖○チャンカットや「おニャ○子」などのアイドルの氾濫にも「キモッ」と一瞥もくれず (○まちゃんブームで再び80年代アイドル文化が注目されており、今改めて見るとそれなりに後の芸能界人材の発掘機能を果たしていたことが分かりますし、小○○日子の独特の哀感ある歌も魅力的なわけですが、当時のああいう髪型だけはどうしてもコテコテ過ぎてイヤだ……)、ただひたすら「釣掛式電車最高っ!」と念じていたものですので、折角のギンギラコルゲート車体にも愛を注ぐ余裕はない視野狭窄に陥っていたのであります……。とはいえ、やはりナマで目蒲池上に転じた7200系を目にしますと、にわかに幼い頃の誼を感じまして、こんな感じで (1) 御嶽山での並び (2) 地上時代の大岡山……といった懐かしく貴重な (?) カットを撮っておりまして、今さらながら「でかした俺!」という気分です (^^;)。
以来早いもので……あっという間に29年の歳月が流れた今、私自身は釣掛式電車しか眼中になかった中坊高坊時代を心から反省し、昭和のカルダン駆動電車についても大いに愛でているわけですが、とりわけ東急7200系は今改めて旬であるように感じられます。本家東急では歌舞伎VVVF7600系が何時まで走るか分からず、十和田の両運化7200系や恩田の旧デヤがどうなるか宙に浮き、上田の7200系はまるまどラッピング2編成のみとなる中 (2枚目のデハ7253が全く同じ車番でまるまど編成として現役!)、豊橋鉄道に転じたグループはまさに百花繚乱のカラーバリエーションとなってますます長寿の気配が感じられ (1枚目の画像の2編成は、いま豊鉄で「菜の花」「桜」編成となっています)、兄弟車の静鉄1000系のカラバリもなかなか興味深いという……。一方模型でも、今年に入り本家7200系・豊鉄1800系赤・上田まるまど・静鉄1000現行標準色が鉄コレとなり、今後ますますカラバリ攻勢で財布がすっからかんになりそうな……(^^;)。というわけで、先日ジャカルタで東急8000系列にどっぷりハマったのも良いのですが、一方で今年に入ってから静鉄と豊鉄を再訪して短時間ながらも結構楽しめまくりでしたので、ここらで久しぶりにじっくりと、本家池多摩線の7600系をはじめ、各地の東急7200系軍団を撮り貯めてみたいものです♪ まぁ、時間が足りない……というジレンマがますます強まるばかりですが (汗)。