地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

碓氷鉄道文化むらの保存電機 (15.05)

2015-06-07 00:00:00 | 保存・園内・特殊車両


 伊香保温泉でちょこっと保存電車&関越交通キュービック撮影を楽しんだ翌日は、詳説する必要もないであろう「横川鉄道文化むら」を訪れてみました。今回、怪社の若手研修旅行を引率するにあたり、旅行会社との交渉担当者氏が「群馬を訪れる以上、今をときめく富岡製糸場を訪れるのはマストとして、もう1ヶ所近場で良いところはありませんかねぇ~」と持ちかけられたため、「んじゃ~、峠の釜めしと鉄道文化むらの一択でしょ!」とプッシュしたところ、いつの間にかそのようなスケジュールに決まってしまったためですが (笑)、富岡製糸場といい碓氷峠越えの鉄道といい、日本の近代産業・技術を象徴するスポットであるという点では同じではあります。一応団体行動ではあったため、体験運転で動くEF63やトロッコ列車の撮影のために線路脇にへばりつくということは出来なかったのですが、やはりここに来た以上は展示車両を眺めているだけで胸のトキメキは止められず、多少なりとも激写せずにはいられない……ということで、何カットか撮影して悦に入ったのでした♪



 まぁ個人的に、ここは2009年1月と2011年8月に訪問したことがあり、とくに全ての展示車両は2回目の訪問時に網羅的に撮影したことがありますので、「全部撮る時間がない……チクショー!だから団体行動はイヤなんだ!」と内心叫ぶことは全くなかったのですが (^^;)、帰宅後当ブログの過去記事を漁ってみたところ、なな何と!2011年8月に甥っ子を連れてここで撮りまくった記録は、トロッコ列車の牽引機が変わったことを除いて全くアップしそびれているという事実に気づいたのでした……(滝汗)。全然備忘録になってないじゃん……。
 それはさておき、保存車両は基本的に良好な状態を保っていると言えますが、やはりそう頻繁に塗装するわけには行かないようで、塗装の劣化が進んでいるように見受けられます。まぁこれはこれで保存車両らしい枯れ方で、それを侘び寂びの境地で味わう……というのが、ここでの正しい楽しみ方なのでしょう。いっぽう、富岡製糸場の集客効果は凄まじく、平日でも各地から雲集する団体客やツアー客で大盛況であるわけですが、その一部は峠の釜めし目当てで横川にやって来ることから、おぎのや本店工場ドライブイン2階の巨大な食事会場は凄まじい人人人でビックリ仰天……。さらにその一部は鉄道文化むらにも立ち寄るということで、ヘタをすると平日でも小中高校生の大集団と遭遇して、うまい具合に形式写真など撮影出来ないかも知れません。遠足林間学校等の学校行事が設定されないシーズンの、天気がイマイチな平日がベスト、といったところでしょうか。