Nゲージ50周年で気を吐くKATOがヲッサンキラーとして世に放った戦前製旧型国電シリーズは、とくに飯田線を中心に少しずつ実績を積み重ね、どうやらガイコツテールが見事に点灯するらしい流電クモハ52をはじめ、今後の発売で財布がスッカラカンになるかのような感動の嵐が吹き荒れることを恐れているのですが (笑)、既に切妻スカ色クモニ13の存在からして、17m国電の今後の充実についても準備万端であることがかねてから推測されました。そしてついに、正式告知がネット上に現れたということで……何と!大川支線クモハ12と、切妻ではないクモニ13についても初秋に発売になるとは!! 勿論御布施致します……ヲッサンキラー万歳!!
というわけで、鉄コレ第4弾で完成品が出たきり、全然オープンパッケージで出て来ない鉄コレ17m級国電の立場は、果たして一体どうなるのでしょうか? KATOはヘッドライト・テールライト点灯で定価6000円、2割引店で5000円、そして塗りとモールドはKATO品質ということで……。これに対し、いま鉄コレが散々値上がりした動力とボディを再生産しても、M車にするのであれば恐らく1両あたり約4000円となるわけで(パンタを載せればオーバー?)、しかもライト不点灯、Made in Japanではない……という問題もありますから、確実にKATOの完成品クモハ12・クモニ13の方がコストパフォーマンス良好であると言えましょう。
では、これらの鉄コレ茶色旧国は全てアーノルド・カプラー化し、KATOと連結すれば良いのか? 多分KATOと鉄コレでは全然塗装の具合が違うでしょうから、やっぱりそれぞれ単独で転がした方が良いのでしょうか??
【追記】そういえばGM板キットの17m級旧国も、たくさん買ったきり作っていない……これは何ともはや「もったいないオバケ」が乱舞……(滝汗)。