地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第三ヤンゴン熱鉄記 (19) 900形客車衝撃の真実

2015-06-23 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 昨晩の『未来世紀ジパング』ではミャンマー特集ということで、冒頭にはヤンゴンの路面や下町を走る三陸鉄道が登場し、日本の不特定多数の視聴者に対して超ブッ飛びな現状が紹介されておりましたが、そこから先、鉄道事情に関する詳しい紹介に行かなかったのは残念でした (^^;
 そんなミャンマーの客車につきまして、これまでダラダラと自己流の分析を垂れ流して参りましたが、このたび重大な誤りがございました。ミャンマーネタについて熱心なコメントを頂いておりますフ・エータ様から頂いた情報によりますと、RF誌1966年1・2月号に掲載された記事「ビルマの鉄道」において、ヤンゴン環状線の主力であるLBTX900形客車の前身であるディーゼルカーに関する記述があり、何と……ヤンゴン環状線用として1958年に西ドイツで大量に新造されたとのこと! 



 そこで、この客車は英国製ではなく西独製ということで、謹んで訂正させて頂きます m(_ _)m これまで不確かな思い込みにより皆様に誤解を与えましたことを謹んでお詫び申し上げます。
 しかしまぁ……この裾形状や原型の二段窓の雰囲気、そして下回りの雰囲気からして、どう見ても英国風と信じて疑わず、てっきり英国帝国主義支配の遺物だとばかり思っていたのですが……。あるいは、西ドイツには当時類似デザインの客車が存在したのでしょうか? 私はドイツ訪問経験がなく、DB・DR・地方鉄道の細かい車両事情などさっぱり分かりませんので (やはり一度は行くべきか……とりわけレギオナルバーンが最新のミョーにカッコつけたDCなどではなく、辛うじてボロい客車で運用されているうちに……)、この記事もオチのないゴタゴタな内容で大変恐れ入ります (滝汗)。