昨日は、ボーナス日を迎えたヲッサンの財布を狙い撃ちにするかのように、富・富技新製品の怒濤の発売ラッシュを迎え、いつもお世話になっている模型店の方々がてんてこ舞いとなっておりましたが、私も待ちきれずに模型店の御多忙に輪をかける一因となりつつ、鉄コレの予約品を引き取ってきました。
今回の三大ブツは、都営三田線6000系ボディの第一弾となった熊本電鉄6000系、ようやく本来の2両単位販売にふさわしい組み合わせ (モハ8500+クハ8600)も出た東武8000系、そして問答無用でボロ国電ヲタを悩殺するJRW105系であり、レジで精算後にブツを詰めた袋の余りの大きさに「どれからN化したら良いのか、この量……」とブッ飛びました。とはいえまぁ、今回の三大ブツのうち、最も新味を放ち、かつ地味でマイナーな車両を激賞する向きにとって待望されていたのは、都営改め熊本電鉄6000系であることは論を俟たないでしょうから、まずは熊電6000の出来映えを確かめつつN化作業を進めてみました。こんな車両を完成品で出して下さるのは鉄コレ様、富技様しか考えられないわけですから……。
というわけで、帰宅後早速箱から出して不要なプラパーツを全て落とし、箱も全てバラバラにしてリサイクルの山に加えたのち、突貫工事で動力装着・カプラー&車輪交換・パンタ換装といったいつもの作業を進めてみました。その結果、絶対に熊本では有り得ない妄想4連が完成~! (^^;
今回の出来映えは、既にネット上で散々議論されております通り、ドア窓の隅が角張った感じになっておらず、イマイチ他の車両と同じような丸みを帯びているのは残念無念に尽きます。とくに「くまモン」編成の場合、ドアがブラックである分、なおさらドア窓四隅の丸みが目立ってしまっているような……。
あと、パンタのすぐ脇に避雷器が再現されているのは良いのですが、パンタ換装後は畳む際に少々干渉しているような……(-o-)。
しかしそれ以外の部分につきましては、まぁこんなものでしょう♪ とにかく、GM板キット京王6000系を使って、全然似ていない1段窓車を作るしかなかった時代 (私は結局作っていません ^^;) が長く続いたことを考えますと、これほどお手軽に都営6000系ボディをゲット出来るようになったこと自体を有り難がらなければならないのだろうと思います。
なお、今回の一つのキモは、「くまもん」編成・6221efが装備しているef-WING台車でしょうが、残念ながら赤い模様は入っていませんので、どうしてもという方は色差しをするしかなさそうです。また、この台車にハメこまれた車輪は、鉄コレ史上初 (?) の黒プラ車輪ですが、赤い輪が描かれているわけではありません。というわけで個人的には、N化にあたってこの黒プラ車輪には恋々とせず、手許にストックしてあったTOMIXの黒染め金属車輪を装着することにしました。
さて……と、今後は是非中間車も用意して頂き、オープンパッケージで秩父5000系とインドネシア鉄道Hibah6000系 (!……Hibahは贈り物の意。日本政府・東京都による援助を意味) をリリースして頂けると非常に嬉しいのですが……。とくに後者はオレンジ帯時代・標準緑黄帯時代、6121F限定の紺帯時代・現行の青黄帯時代をコンプリートして発売して頂ければ狂喜モノです (爆)。