地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

インドネシアの神奈臨DD5512再起を祝う

2015-06-14 00:00:00 | 貨物列車 (神奈臨)


 インドネシアでは今日、日本の中古電車が隆盛を極める一方、僅かに1両のみ輸出された液体式ディーゼル中古機関車である神奈臨DD5512は、西ジャワのチルボン西郊・ジャティバランの街の片隅で、たまに工臨を牽引する他はほとんど出番もなく、ただひたすら熱帯の激烈な光に晒されて惰眠を貪るままであったことにつきましては、以前当ブログで現地取材をしました通りです。ところが最近……ジャティバランから忽然と姿を消してチルボンのディーゼル機関車整備工場に運び込まれ、現地鉄のあいだで秘かに動向が注視されていたようです。果たして用途済みとなって解体となるのか、それとも……?



 そしてこのたびついに、いつもお世話になっておりますパクアン急行様のブログにて、DD5512が美しく再整備された姿がアップされました! 何と、ジャワ中部の一大港湾&商業都市であるスマランから、鉄道博物館があるアンバラワまでの休止線を復活させるための工事列車の牽引役として抜擢されたようです!! 何処にいるか分からない工事列車の所在を、日本在住ヲタが短期の訪問で探し当てるのは極めて困難ですが、パクアン急行様も記しておられる通り、工事終了後は出来れば鉄道博物館で動態保存車になってもらいたいなぁ~と熱望します♪
 というわけで、そんなDD5512の再起を祝して、当ブログ未公開の現役当時の画像を蔵出ししてみることにします。しかしまぁ……外付けHDを漁っていて、早くも11年前の撮影となってしまったことに呆然とします。千鳥線に青化ソーダタキやラテックスタキがゴロゴロしている……。OTタキにもちゃんと横帯が入ってるし……(遠い目)。そして他にも、むかし足しげく神奈臨に通った頃の画像が、他にも未公開のまま結構たくさんあるし……(@o@)。