~あらすじ~
母の自殺で心を閉ざしてしまったエミリーの心の傷を癒そうと、心理学者である父・デイビッドは湖のほとりにある静かな町へと移り住む。
しかしエミリーは周囲と打ち解けようとせず、地下室で"見えない友達"チャーリーと遊ぶようになっていく。
だが、チャーリーはエミリーのただの遊び友達ではなかった。チャーリーの存在が、デイビッド親子の生活を脅かし始めていく。
~感想~
主要登場人物が二人だけで、この題材では「どんでん返しがすごい!」といくら言い張ってもオチはモロバレ状態。
しかしこの瀕死の脚本を補って余りある、ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニングの、壮絶なまでの顔芸合戦はすごい。
なんというか、どうしようもない脚本を天才二人が演じることでどこまでカバーできるか、ということに挑戦した実験映画のような様相で、妙な方向で一見の価値はあると言えよう。
っていうか、この二人はどうしてこんな映画に出ることを引き受けたんだろか……。
評価:★ 2