~収録作品~
白+赤=シロ
警備員は見た!
幽霊は先生
電卓男
誘拐ポリリズム
母
~感想~
「やわらか本格」とうたいながらも、やわらかいのは文体だけで、骨太のミステリを楽しめる好シリーズ、待望の第二弾。
が、今回は成長した舞田ひとみが探偵役を務め、さらに友人たちともども14歳らしい悩みにさいなまれるため、描写はそちらに裂かれ、前作と比べて本格味はほんのり薄味。
とはいえそこは歌野晶午、伏線の妙や思わぬトリックで驚かせ、物語とミステリ要素の両面で楽しませてくれる。
それにしても、ひとみの探偵としてのスペックは、歌野作品のかつてのシリーズ探偵・信濃譲二をはるかに上回っているのではなかろうか?
10.11.11
評価:★★★ 6
白+赤=シロ
警備員は見た!
幽霊は先生
電卓男
誘拐ポリリズム
母
~感想~
「やわらか本格」とうたいながらも、やわらかいのは文体だけで、骨太のミステリを楽しめる好シリーズ、待望の第二弾。
が、今回は成長した舞田ひとみが探偵役を務め、さらに友人たちともども14歳らしい悩みにさいなまれるため、描写はそちらに裂かれ、前作と比べて本格味はほんのり薄味。
とはいえそこは歌野晶午、伏線の妙や思わぬトリックで驚かせ、物語とミステリ要素の両面で楽しませてくれる。
それにしても、ひとみの探偵としてのスペックは、歌野作品のかつてのシリーズ探偵・信濃譲二をはるかに上回っているのではなかろうか?
10.11.11
評価:★★★ 6