~あらすじ~
自らアイアンマンであることを告白した大企業スターク・インダストリーのCEO、トニー・スターク。
そんな彼に新たな危機が迫っていた。米国政府はパワードスーツの没収を命令。彼に恨みを抱く謎の男"ウィップラッシュ"が現れ、ライバルの武器商人ハマーも独自のパワードスーツを開発する。
そんな中、胸に埋め込んだエネルギー源"リアクター"の影響でトニーの体は蝕まれていき……。
~感想~
前作でのパワースーツ手作りや、体を張った人体実験、正体を隠すための悪戦苦闘など、愉快な描写が鳴りを潜め、トニー・スタークがあまり暴れないこと。
バトルシーンがクライマックス一本に絞られて少ない(しかも圧勝)こと。
アメコミヒーローたちが一堂に会する『アベンジャーズ』に向けての伏線を張ることに忙しく、本編の内容が薄くなっていること、などなど不満が多く、ほうぼうで酷評されるのもむべなるかな、というところ。
とはいえスタークのキャラとしゃべりの面白さ、もう40近いのに下手すりゃ24のスカーレット・ヨハンソンよりかわいいグウィネス・パルトロウ演じる秘書との仲の進展などなど、ストーリー的な部分に見どころは多い。
もうすこしアクション面に力を注いでいれば……。
評価:★★★ 6