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映画感想―『プリンス・オブ・ペルシャ』

2010年11月04日 | 映画感想

~あらすじ~
ペルシャのライオンと呼ばれるほどの勇者に成長した第3王子ダスタンは、兄や叔父のニザムと共に聖なる都アラムートを征服する。
ダスタンは戦利品として父のペルシャ王に法衣を贈るが、そこに仕込まれた毒により王は絶命してしまう。
身に覚えのない父殺しの疑いをかけられたダスタンは、捕虜となっていたアラムートの王女タミーナの先導で、城から逃走し……。


~感想~
原作のゲームは未プレイなので、どの程度ゲームの世界を再現しているのかはわからないが、ペルシャの雰囲気をなかなかうまく表現した、痛快なアクション・ファンタジーに仕上がっている。
時間の砂という面白いアイテムを、主にアクションよりもストーリーを転がすために使うのはちょっともったいないが、使いすぎるとニコラス・ケイジの残念映画『NEXT』になってしまうので、しかたのないところか。
大きな見どころとして『マッハ!』さながらに、どんな地形もものともせず駆けまわる超人アクションが楽しく、この質を保てるなら(物語はきれいに着地してしまったが)続編にも期待したい。


評価:★★★ 6
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