小金沢ライブラリー

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SCP-041~050

2016年08月03日 | SCP紹介
SCP-041 - Thought Broadcasting Patient (思考放送患者)
植物人間の状態にあるが、半径10メートル内の人物の心の声を互いに聞こえるようにできる男性。彼が会話に参加することもある

SCP-042 - A Formerly Winged Horse (もともと翼があった馬)
背中に翼が生えていた痕跡のある馬。きわめて無気力で世話をしなければ衰弱死する。関わった職員を操る可能性がある

SCP-043 - The Beatle (ザ・ビートル)
ビートルズの「ホワイトアルバム」のレコード。溝が無いにもかかわらず再生でき、第29トラックに至ると男性の声が現れ、音楽業界の知られざる知識を語り、質問にも答える。ただし自身とビートルズに関する質問にだけは決して応じない

SCP-044 - World War II Era Molecular-Fission Cannon (第二次大戦期の分子分裂砲)
ナチスが開発した巨大な榴弾砲。未知の技術によりあらゆる物を分子・原子分裂させ弾丸として装填できる。その威力は弾丸の質量に比例する

SCP-045 - Atmospheric Converter (大気変換器)
氷で造られた正二十面体。構成する水分子を引き離しても未知の動力で引き寄せ再凍結する。不規則に活発化し周囲の大気を別の大気に変換する

SCP-046 - "Predatory" Holly Bush ("捕食性"ヒイラギの薮)
周囲50km圏内の致命傷や死病を負った、または自殺衝動を持つ生物を引き寄せ捕食する。実際には自ら死を望む生物だけを引き寄せ、その痛みを和らげ安楽死させるが、危険性があるように報告書は書き直されている

SCP-047 - Microbial Mutagen (微生物変異原)
錆びて酷く破損したガスシリンダー。外気にさらされると蒸発し、その気体に触れた微生物を異常に活発化・変異させる

SCP-048 - The Cursed SCP Number (呪われたSCPナンバー)
SCP-048に割り当てられた物は必ず紛失・破壊・盗難等の被害に遭い失われる。SCP-048の担当職員も死亡・重傷・懲戒になりやすい。そのため欠番となり、番号それ自体がSCPに認定された

SCP-049 - Plague Doctor (ペスト医師)
ペストの治療と信じ患者を殺す人型SCP。治療された患者はゾンビとして蘇り人を襲う

SCP-050 - To The Cleverest (最も賢きものへ)
破壊不能の猿の彫像。底に「最も賢きものへ」と書かれており、所有者に利益と不利益を与える。記録も観察もできないが所有者の部屋を綺麗に掃除し、ついでに何らかのいたずらを仕掛ける。より賢い者のもとへと移る性質を持つが、財団の職員は自分こそが最も賢いと主張する者が後を絶たないため、財団から引き離したり、安全に管理することができずにいる
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