小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

SCP-061~070

2016年08月06日 | SCP紹介
SCP-061 - Auditory Mind Control (音声マインドコントロール)
財団の開発した音響プログラム。聴いた者を命令に従わせるが、愚直に命令を守るため複雑な命令はできない

SCP-062 - “Quantum” Computer (“量子”コンピュータ)
マザーボードが無いにもかかわらず起動するデスクトップPC。起動するたびにOSやプログラム、使用言語等が変わる

SCP-063 - "The World's Best TothBrush" ("世界最高の歯プラシ")
毛に触れた生体ではない物質を完全に消滅させる。そのため歯磨きに使うと汚れだけを完全に落とす。24時間使用しないと周囲の物質を消滅させる。ただし生物には影響なく、職員のバスルームで保管・使用されている。金庫破りにも使えるらしい

SCP-064 - Flawed von Neumann Structure (欠陥フォン・ノイマン構造体)
一見ただのレンガだが土の上に置くと自身と同じ物体を複製する。広大な地面の上に置くと10km以上の巨大な構造体を造る。ただしその途中でSCP-064を取り外すと崩壊し、20分以内に元に戻せば再び成長し始める。

SCP-065 - Destroyed Organic Catalyst (破壊された有機触媒)
農場の一角にある半径およそ12mの球形の空間。その中に入った有機体の細胞や組織を変貌させる。大きな生物ほど影響を受けやすい。中心部からネイティブ・アメリカンの神像の破片が見つかり、それが原因と思われる

SCP-066 - Eric's Toy (エリックだけのおもちゃ)
不定形の糸のかたまり。触れると音楽を発したり猫に変身するなど無害な反応を見せた。だがハサミで切ろうとしたところ逃げ出し「君、エリック?」と問い掛け、否定されると有害な行動を取り始めた。現在は周囲に無数の眼球が現れ、絶えずエリックに呼び掛けている

SCP-067 - The Artist's Pen (芸術家のペン)
手にした者に自身の詳細な伝記や、優れた芸術作品を自動的に描かせる万年筆

SCP-068 - The Wire Figure (針金人形)
未知の金属で造られたごく単純な針金人形。電流を通すと活性化し、近くの金属を用いて自身の複製を造る。複製も同じように複製を造り、102体に達すると合体し巨大な針金人形となる。巨大人形も複製を造り始め、周囲から金属が無くならない限り複製し続ける。金属が無くなると4分32秒後に停止しバラバラになる

SCP-069 - Second Chance (セカンド・チャンス)
周囲で現れた死者に変身し、その死者として振る舞う人型SCP。火災現場など死者と二人きりの場面でしか成り代わらない。死体は消去され、SCP本人は自身の能力も忘れてしまうが、なぜか身辺整理をして身軽になりたがる。死亡すると消滅し、最も近い時間で死亡した死者の場所に跳躍し成り代わる

SCP-070 - Iron Wings (鉄の翼)
背中に鉄の翼を生やした男性。翼は鏃の付いた22本の鎖を持ち、自律的に動く。攻撃されない限り翼は敵対行動を取らないが、翼の重みで男性は容易に動けない。ある夜、ペヨーテ(幻覚サボテン)を摂取し、スクラップ置き場で目覚めたら翼が生えていたと主張している
コメント