ノー・ウェイ・ホセ ×-◯ オースチン・エリーズ
(ラスト・チャンスリー)
入場が一番盛り上がるホセはグレイシートレインをするファンを引き連れ登場。
ヒールターンしたエリーズは正面衝突を避け逃げ腰だが、雪崩式の技を回避し喉をロープに叩きつけると逆襲に転じる。
持ち技の少ないホセの反撃は単発止まりで、エリーズのニークラッシャーから中邑真輔ばりのリバースパワースラム、そして必殺のラスト・チャンスリーにつなげるコンボはロープブレイクで逃れたものの、初披露のTKOとファルコンアローも返されると、雪崩式サンセットフリップからの必殺技にあえなくタップした。
試合後、脈絡もなくヒデオ・イタミが現れエリーズと殴り合う。
疲労困憊のエリーズを蹴り倒すとヒデオは観客の要請に応え、GTSことgo 2 sleepをテレビ初披露した。
エンバー・ムーン ◯-× ビリー・ケイ
(フライング・スタナー)
特番でデビュー戦と相当期待されているエンバーはキャリア10年近く、アテナの名で多くの女子王座を獲得しているとのこと。
女子のヒールが少ないからと対戦相手に抜擢されたビリーは、序盤でロスト・イン・ザ・ウッズやゴーリー・ボムを丸パクリするなど必死に食い下がるが、動きの差は歴然で最後は豪快な必殺技で仕留められた。
アンドラーデ・シエン・アルマス ×-◯ ボビー・ルード
(グロリアスボム)
高い所に現れ下降し、手振りに合わせて映像スタート、リングに上がれば照明がとやたら凝った入場をしたルードは待望の参戦とあってヒールながら大歓迎される。
アルマスも独創的なムーブで徐々に主導権と客席の支持を取り戻していき、ルードはオーソドックスな技ばかりだが確かな受けの上手さと巧みなアピールで存在感抜群。
一度はクローズラインで返された串刺しニーアタックを突き刺したアルマスだが、ハンマーロックDDTをかわされると、スパインバスターからのパンプハンドルスラムを被弾し、NXT初敗北を喫した。
ルードは普通に良いレスラーだが、平凡なパンプハンドルスラムをグロリアスボムと名乗るのは個人的にはいただけない。
・SAnitY
SAnitYなる読み方も不明な謎のプロモが流された。
NXTタッグ王座戦
ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー) ◯-× DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)
(リバース・フィギュアー・フォー・レッグロック)防衛成功
ついにタッグ王座に挑むガルガノ&チャンパのチーム名がDIYに決定。
絶対面白い4人による安心して見ていられる試合はいつも通りのクオリティーで、終盤の息もつかせぬ攻防にはこの日最大の歓声が上がった。
ガルガノのスーパキックとチャンパのニーで挟み撃ちするツープラトンでいったんは3カウントが叩かれるが、直前にドーソンがワイルダーの足をロープに掛けさせており、裁定が覆る。
最後は動揺したところを狙われたガルガノが、ワイルダーのダイビングフットスタンプからドーソンの裏足四の字固めで左脚を集中砲火され力尽きた。
NXT女子王座戦
アスカ ◯-× ベイリー
(バズソーキック)防衛成功
勝っても負けてもこれが最後のNXTとなるだろうベイリーは、シャーロットやベッキー・リンチらかつてのライバルに見守られながら、アスカは数十メートルの白い布を引っ張りながら入場。
気合十分のベイリーは前回敗れているアスカへの対策は特になく、正攻法での勝負を選択。終盤のアスカロックからロープへ逃れベイリー・トゥ・ベリーを完璧に浴びせるがカウント2で返されると、もはや打つ手はなく、ハイキックを受けながら普通に立ち上がるハイパーアーマーを見せた直後に後ろ回し蹴りからバズソーキックを喰らい敗北した。
対決前はヒールに振る舞っていたアスカも健闘を讃えると、客席もこれがNXTでの見納めと察し大歓声でベイリーを送り出した。
取り立てて美人ではなく、体格も華奢で技も未熟だった普通の女が、努力を認められ過分な支持を受け、やがて支持に見合った実力を少しずつ身に着けていき、立派なディーヴァに育った。
一軍でもベイリーならば着実に一つずつ壁を乗り越えてやっていけるだろう。
NXT王座戦
サモア・ジョー ×-◯ 中邑真輔
(キンシャサ)王座奪取
中邑はバイオリンの生演奏とともに、ジョーは普通に登場。さんざん待たされたジョーはゴングを前にいきなり殴りかかろうとする。
試合中も何度となく観客が中邑の入場曲を自然発生で合唱する異様なムードの下、両雄は奇をてらうこと無く正面からぶつかり合う。
終盤には中邑はジョーのマッスルバスターを、ジョーはキンシャサを返し合ったが、ジョーのダメージは深くすかさず後頭部へのダイビング式キンシャサから正調キンシャサにつなげた中邑が、無敗かつ日本人初のNXT王座を戴冠した。
あまり手が合わずジョーもスタミナ切れして間延びする場面もあったが、最後は盛り上がりを見せ、待望の中邑の戴冠で占める、今回も一軍とは比べ物にもならない良い大会だった。
(ラスト・チャンスリー)
入場が一番盛り上がるホセはグレイシートレインをするファンを引き連れ登場。
ヒールターンしたエリーズは正面衝突を避け逃げ腰だが、雪崩式の技を回避し喉をロープに叩きつけると逆襲に転じる。
持ち技の少ないホセの反撃は単発止まりで、エリーズのニークラッシャーから中邑真輔ばりのリバースパワースラム、そして必殺のラスト・チャンスリーにつなげるコンボはロープブレイクで逃れたものの、初披露のTKOとファルコンアローも返されると、雪崩式サンセットフリップからの必殺技にあえなくタップした。
試合後、脈絡もなくヒデオ・イタミが現れエリーズと殴り合う。
疲労困憊のエリーズを蹴り倒すとヒデオは観客の要請に応え、GTSことgo 2 sleepをテレビ初披露した。
エンバー・ムーン ◯-× ビリー・ケイ
(フライング・スタナー)
特番でデビュー戦と相当期待されているエンバーはキャリア10年近く、アテナの名で多くの女子王座を獲得しているとのこと。
女子のヒールが少ないからと対戦相手に抜擢されたビリーは、序盤でロスト・イン・ザ・ウッズやゴーリー・ボムを丸パクリするなど必死に食い下がるが、動きの差は歴然で最後は豪快な必殺技で仕留められた。
アンドラーデ・シエン・アルマス ×-◯ ボビー・ルード
(グロリアスボム)
高い所に現れ下降し、手振りに合わせて映像スタート、リングに上がれば照明がとやたら凝った入場をしたルードは待望の参戦とあってヒールながら大歓迎される。
アルマスも独創的なムーブで徐々に主導権と客席の支持を取り戻していき、ルードはオーソドックスな技ばかりだが確かな受けの上手さと巧みなアピールで存在感抜群。
一度はクローズラインで返された串刺しニーアタックを突き刺したアルマスだが、ハンマーロックDDTをかわされると、スパインバスターからのパンプハンドルスラムを被弾し、NXT初敗北を喫した。
ルードは普通に良いレスラーだが、平凡なパンプハンドルスラムをグロリアスボムと名乗るのは個人的にはいただけない。
・SAnitY
SAnitYなる読み方も不明な謎のプロモが流された。
NXTタッグ王座戦
ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー) ◯-× DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ)
(リバース・フィギュアー・フォー・レッグロック)防衛成功
ついにタッグ王座に挑むガルガノ&チャンパのチーム名がDIYに決定。
絶対面白い4人による安心して見ていられる試合はいつも通りのクオリティーで、終盤の息もつかせぬ攻防にはこの日最大の歓声が上がった。
ガルガノのスーパキックとチャンパのニーで挟み撃ちするツープラトンでいったんは3カウントが叩かれるが、直前にドーソンがワイルダーの足をロープに掛けさせており、裁定が覆る。
最後は動揺したところを狙われたガルガノが、ワイルダーのダイビングフットスタンプからドーソンの裏足四の字固めで左脚を集中砲火され力尽きた。
NXT女子王座戦
アスカ ◯-× ベイリー
(バズソーキック)防衛成功
勝っても負けてもこれが最後のNXTとなるだろうベイリーは、シャーロットやベッキー・リンチらかつてのライバルに見守られながら、アスカは数十メートルの白い布を引っ張りながら入場。
気合十分のベイリーは前回敗れているアスカへの対策は特になく、正攻法での勝負を選択。終盤のアスカロックからロープへ逃れベイリー・トゥ・ベリーを完璧に浴びせるがカウント2で返されると、もはや打つ手はなく、ハイキックを受けながら普通に立ち上がるハイパーアーマーを見せた直後に後ろ回し蹴りからバズソーキックを喰らい敗北した。
対決前はヒールに振る舞っていたアスカも健闘を讃えると、客席もこれがNXTでの見納めと察し大歓声でベイリーを送り出した。
取り立てて美人ではなく、体格も華奢で技も未熟だった普通の女が、努力を認められ過分な支持を受け、やがて支持に見合った実力を少しずつ身に着けていき、立派なディーヴァに育った。
一軍でもベイリーならば着実に一つずつ壁を乗り越えてやっていけるだろう。
NXT王座戦
サモア・ジョー ×-◯ 中邑真輔
(キンシャサ)王座奪取
中邑はバイオリンの生演奏とともに、ジョーは普通に登場。さんざん待たされたジョーはゴングを前にいきなり殴りかかろうとする。
試合中も何度となく観客が中邑の入場曲を自然発生で合唱する異様なムードの下、両雄は奇をてらうこと無く正面からぶつかり合う。
終盤には中邑はジョーのマッスルバスターを、ジョーはキンシャサを返し合ったが、ジョーのダメージは深くすかさず後頭部へのダイビング式キンシャサから正調キンシャサにつなげた中邑が、無敗かつ日本人初のNXT王座を戴冠した。
あまり手が合わずジョーもスタミナ切れして間延びする場面もあったが、最後は盛り上がりを見せ、待望の中邑の戴冠で占める、今回も一軍とは比べ物にもならない良い大会だった。