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オカルト三国志  管寧を導く光

2019年07月17日 | オカルト三国志
「傅子」に曰く。
238年頃?、管寧(かんねい)は37年暮らしていた遼東が魏に制圧されたのを機に、故郷に帰ろうとした。
船で海上を進むと、暴風雨に遭い同行する他の船は全て沈んだが、管寧の乗る船だけは無事だった。
だが夜間に突風が吹き、暗闇の中で右も左もわからずにいると、はるか彼方に光が見えたため、そこに向かうと島にたどり着いた。
島は無人で、何かを燃やしたような跡もなく、乗員たちは不思議がり、神の光の助けだと考えた。

皇甫謐(こうほひつ)は「管寧が長きに渡り積んできた善行の報いである」と評したという。
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