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オカルト三国志  妖馬の噂

2019年07月25日 | オカルト三国志
「魏略」に曰く。
兗州東郡に「白馬河に妖馬が現れた。夜中に官舎の牧場の辺りを通っていななき、周囲の馬もそれに応じて鳴いた。翌日その足跡を見ると斛ほどの大きさで(1斛は200リットル)数里進み、河の中に消えていた」という噂が流れた。
また「白馬は白いクツワで西南に駆けた。乗っているのは朱虎」という歌も流行った。

魏の令狐愚(れいこぐ)はこの話を聞き、幼名が朱虎(しゅこ)で、智勇兼備の曹彪(そうひょう)を担ぎ謀叛を企んだという。

※ちなみに令狐愚は決行前に病死した。計画もその後に露見し、曹彪は殺され、令狐愚は墓を暴かれ、埋葬品と棺を没収されている。
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