「魏略」に曰く。
魏の王淩(おうりょう)は令狐愚(れいこぐ)とともに謀叛を企んでいた。
250年、火星が南斗(星座)の中に入ったのを見て、星占い師の洪詳(こうしょう)に占ってもらった。
洪詳は呉の高貴な者が死に、新たな王が現れると占ったが、王淩が何か企んでいると察し、彼を喜ばせるため「急に高貴な身分になる者が現れる」とだけ答えた。
王淩はそれを自分達のことだと考え、謀叛を決意したという。
※前項で記した通り謀叛は決行前に露見し失敗した。
魏の王淩(おうりょう)は令狐愚(れいこぐ)とともに謀叛を企んでいた。
250年、火星が南斗(星座)の中に入ったのを見て、星占い師の洪詳(こうしょう)に占ってもらった。
洪詳は呉の高貴な者が死に、新たな王が現れると占ったが、王淩が何か企んでいると察し、彼を喜ばせるため「急に高貴な身分になる者が現れる」とだけ答えた。
王淩はそれを自分達のことだと考え、謀叛を決意したという。
※前項で記した通り謀叛は決行前に露見し失敗した。